Sony、PlayStation Certifiedな9.4インチHoneycombタブレット”S1”を開発中?
Sonyは昨年開始したオンデマンドエンターテイメントサービス「Quriocity」に対応した9.4インチWXGA(1,280×800)サイズのディスプレイ、Android 3.0(Honeycombを搭載したタブレットを開発しているとEngadgetが2名の消息筋からの話として伝えています。
Engadgetによれば、そのタブレットの開発にVAIO、PlayStation、Sony Ericsson、Snoy Reader部門のエンジニアが携わっており、現在、内部的なコードネーム”S1”と呼ばれているそうです。
S1のUIは、Qriocityサービスの快適な利用を意識したカスタマイズが施されたものらしく、また、スマートフォンからBRAVIAを搭載できる「Media Remote」への対応、PS1ゲームもプレイできるそうです(PlayStation Certified端末とのこと)。
印象的なのは、上図スケッチを見れば分かると確認できますが、端末上部が膨れ上がった形状であること。この膨れ上がった部分はユーザの利用シーンを想定し、さまざまな用途で快適性を高めるために設計されたものだと伝えられており、例えば、端末を床に置いた場合、膨れた部分が盛り上がるため寝そべっても画面を見やすいこと、片手でも端末を握りやすいことなど挙げられています。この膨れた部分は引っ掛けることができる構造ではなく、実際にはバッテリーや基盤などが詰まっているそうです。
S1はデュアルコアTegra 2、ストレージなどを接続できるUSB端子、BRAVIA以外のテレビの操作にも対応するIR端子を搭載しているそうです。
今のところ、Wi-Fiだけモデルの予想価格は$599、発売時期は9月とされています。
販売地域のことは触れられていませんが、おそらくQriocityのサービス提供地域に限られると予想できます。国内でもつい最近Qriocityによる動画サービスが開始されました。一部のサービスだけですが、一応販売地域に入るのではないかなぁと思います。
Source : Engadget
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