米国運輸省、機内Wi-Fiを利用した音声通話を許可する方針
国内外で Wi-Fi による機内インターネットサービスが普及している中、米国において政府が Wi-Fi 経由の機内通話を許可する案を出したことが分かりました。
WSJ によると、米国運輸省は 12 月 8 日(現地時間)に条件付きで機内での音声通話を許可する方針を明らかにし、各方面から意見募の募集を開始しました。
現状、飛行中の飛行機内では携帯電話の電源を切るか、機内モードに設定するように要請されますが、機内インターネットサービスを利用できる便では巡航飛行中に Wi-Fi を利用したインターネットを利用できます。
マナーの悪い人は VoIP アプリを使って既に音声通話をしていますが、同省の提案ではこういった通話を認めようというものです。
しかし、機内での通話を実際に許可・拒否するかの判断は各航空会社に委ねられ、また、通話する可能性がある場合には利用者はチケット購入時にそのことを申告しなければならないそうです。
同省は正式な決定を下すのに 60 日間の猶予を設定しています。これは、航空会社や業界、公衆からの反応を得るために設けられた期間です。
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