Evernote、1月23日のポリシー変更を取りやめ
Evernote は 12 月 16 日、機械学習機能の改善のために 2017 年 1 月 23 日に実施するとしていたプライバシーポリシーの変更を取り止めたことを発表しました。
Evernote は機械学習技術を利用したコンテンツ検索機能の精度向上を目的に、一部の同社社員が個人データにアクセスできることを可能にするものでした。
Evernote はポリシーの変更計画を発表した後、ユーザーから多数の懸念の声を受け社内で再度検討した結果、1 月 23 日に予定していたポリシー変更を見送る決定を下しました。
Evernote は発表の中、「… 加えて、みなさんに機械学習テクノロジーを利用できるようにしますが、ユーザが自らの意思でオプトイン(機能の有効化)しない限りは、Evernote 社員がノートの中身を閲覧できないようにします。もしも製品の機能改善にご協力いただける場合は、このプログラムにご参加ください。」と述べているので、機械学習機能はデフォルト無効で提供され、ユーザーが明治的に ON に切り替えると機能が有効になると同時に Evernote 社員によるアクセスを許可する形に仕組みが変更されることになります。
以前のポリシー変更内容では、1 月 23 日より全ユーザーのデータにアクセス可能だったのが、今回の発表の中で示された新方式では、ユーザーの許可を得た場合にだけ Evernote 社員のアクセスが可能になります。
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