Sony、Qriocityによる音楽サービスを米国、オーストラリア、ニュージーランドで開始、今後、他社のAndroid搭載機器も対象端末に
Sonyは2月18日、オンデマンドエンターテイメントサービス「Qriocity」による音楽サービス「Music Unlimited powered by Qriocity」を米国、オーストラリア、ニュージーランドで開始したこと、今後、Sonyのポータブル機器や他社のAndroidベースの機器にも提供する方針であることを発表しました。
Qriocityによる音楽サービスは昨年12月下旬に英国、アイルランドで開始され、その後、今年1月にはドイツ、フランス、イタリア、スペインでも開始されました。開始時点では、Universal Music Group、Sony Music Entertainment Inc.、Warner Music Group、EMI Musicと言ったメジャーレーベルを始めとする約600万曲もの音楽をストリーミング再生により聴くことができます。
対象端末は、2010年~2011年にSonyが発売したBRAVIAテレビ、ブルーレイディスクプレイヤー・ホームシアター、PS3、VAIOを含むネット接続可能なSony製品で、今回発表内容に記載されていたことは、これにSonyのポータブル機器や他社のAndroidベースの機器などにも準備が整い次第拡大していく予定だということ。(Qriocityによる音楽サービス発表時と同じような文言が使われています)
月額使用料は、米国では3.99米ドル、オーストラリアでは3.99豪ドル、ニュージーランドでは5.99ニュージーランドドル。また、プレミアムサービスも提供されるらしく、その場合、米国では9.99米ドル、オーストラリアでは12.99豪ドル、ニュージーランドでは13.99ニュージーランドドル。
Qriocityによる音楽サービスは、今のところ日本では提供されていません。ちなみに、Qriocityによる動画サービス「Video On Demand powered by Qriocity」は日本でも提供されています。
Sonyには9.4インチAndroidタブレットの噂もあり、この端末はQriocityとの連動にフォーカスされたものらしいので、Qriocityのサービス提供地域の拡大に今後注目が集まるかと思います。PlayStation Certified端末とも言われています。
Source : Sony
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