Huawei、国内版「Honor 8」Android 7.0 Nougatアップデートを1月16日に開始
Huawei の日本法人は 1 月 13 日、ダブルレンズカメラを搭載したミッドレンジモデル「Honor 8」国内版の Android 7.0 Nouat アップデートを 1 月 16 日正午に開始すると発表しました。
Huawei が国内で発売した機種で Honor 8 は最初に Android 7.0 へとアップデートされます。Huawei のフラッグシップシップモデルとなる「Huawei P9」は抜かれた形です。
Honor 8 のアップデートでは、OS バージョンが Android 6.0 Marshmallow から Android 7.0 Nougat に変わるほか、Huawei 独自の Emotion UI(EMUI)も v5.0 に変わります。
Android 7.0 Noguat では、マルチウィンドウモードが導入され、YouTube 動画を見ながらメールをチェックしたりと、2 つのアプリを同時に利用できるようになりました。
また、通知の表示スタイルが全体的に刷新され、さらに、通知からメッセージアプリの新着メッセージに返信できるようになるなど、マルチタスク性が向上します。
アプリの操作性では、アプリ履歴ボタンを 2 回連続タップすると直前のアプリに戻ることが可能になります。これは使い慣れるとかなり便利です。
ほかにも、Android 6.0 で導入された節電機能「Doze」モードは、デスクやテーブルに置きっぱなしの時だけではなく、端末を持ち運んでいる場合でも維持するようになるので、さらなる節電効果が見込まれます。
代表的な Android 7.0 の新機能は次の通りです。
- マルチウィンドウモードの追加
- 通信量削減機能「データセーバー」の追加
- 通知 UI の刷新
- 重複通知をまとめて表示する機能の追加
- 通知からダイレクトに返信できる「ダイレクトリプライ」の追加
- クイック設定バーの追加
- アプリ履歴ボタンの 2 度押しで前のアプリに戻る「クイックスイッチ」の追加
- システム言語の複数登録、UI 表示サイズの拡大・縮小
- JIT コンパイラの採用による性能アップ
- 移動中でも Doze モードを維持する「Doze On The Go」の追加
- オーディオのモノラル再生
- マウスポインタのサイズ変更
- Android 設定メニューへのスライドメニュー追加
- 設定内容の提案(設定メニューの上部に表示される)
- ロック画面とホーム画面に異なる壁紙を設定可能
- Android バックアップシステムのバックアップ対象の拡大(Wi-Fi ホットスポット情報など)
- Android for Work 向けの「仕事用プロファイル」の追加
EMUI 5.0 は Android 7.0 Nougat 向けのカスタム UI で Mate 9 には先行して導入されています。Android の標準 UI を程よく維持したことで操作性が改善しています。
EMUI 5.0 では既存の EMUI のデザインを踏襲しつつも、ホームアプリをアプリドロワーを備えた内容に刷新するなど、素の Android の操作性を多く取り入れています。
現行バージョン(EMUI 4.1.1)では、通知パネルはかなりカスタマイズされていますが、EMUI 5.0 ではほぼ素の Android に近いデザインに変更されています。
ほかにも、チャットアプリを複製して 2 つ起動できるようにする「Dual Instant Messaging」、65 パターンのシナリオを想定したミスタッチの防止機能も追加されています。
アップデート後のビルド番号は「:FRD-L02C635B360」に変わる予定です。
Source : PRTIMES
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