Sony、ワイヤレスでデータと電力を伝送できる特許を米国で出願
Sony は、友達のスマートフォンを使って自分のスマートフォンをワイヤレス充電することが可能になるかもしれない新しい特許を米国で出願しました。
先週の金曜日、米国特許出願第 20170064283 号「近距離通信におけるデータおよび電力転送の構成」の特許公開が行われ、Sony がこのような技術を研究していることが分かりました。
これは、消費者電子(CE)デバイス間の無線給電およびデータ転送を構成する方法をカバーした特許で、その仕組みから推測すると、スマートフォン、冷蔵庫、テレビ、PC、洗濯機、電子レンジなど、2 つの家庭用家電の間でデータと電力をワイヤレスで転送することが可能になります。
NFC を利用しているので、例えば、友達のスマートフォンからワイヤレスでバッテリーをもらったりすることが可能と見られます。
肝心なのはデータ転送も可能なことです。NFC を利用した技術なので、Wi-Fi スポットの電波で充電するようなことはできないと思いますが、例えば、NFC タッチでユーザー認証や決済を行い、そのままワイヤレスで充電を行う充電スポットのサービスを実現できると考えられます。
また、バッテリー非搭載の IoT 機器にスマートフォンの NFC タッチすることで電力を供給し、IoT 機器が動作するような使い方も可能なはず。あくまでも特許技術なので、どういう形で使用されるのかは特定できません。
Soure : USPTO、whatafuture
関連記事
週間ランキング
None Found