Swatch、今後のスマートウォッチでAndroid Wearを使用しないと明言、独自のプラットフォームで出す計画
スイスの腕時計ブランド Swatch は、今後のスマートウォッチ製品で Android Wear を使用しないことを決定したと Pocket Lint が伝えました。
Swatch は 2015 年に初のスマートウォッチ「Swatch Touch Zero One」を発売しており、最近では時計ブランドも続々と Android Wear を搭載した製品を出しているので Swatch もこの流れに乗って Android Wear を採用すると予想されていました。
しかし、Swatch は同サイトとのインタビューにおいて、今後のスマートウォッチ製品では独自のプラットフォームを使用し、他のライバル会社が続々と採用している Android Wear は使用しないことを明言したとされています。
Android Wear を採用すると、ファームウェアの開発やメンテナンスを比較的低コストかつスムーズに行えるほか、Android エコシステムによる機能拡張性で恩恵を享受できます。その反面、独自性を出すことが難しくなり、何かと Google に縛られることになります。
Swatch が独自プラットフォームを使用することを決定した理由は明確ではありませんが、同社はバッテリーの持続性に強く拘っています。Android Wear は、汎用性が高い一方で、不要な機能やサービスも動作するのでバッテリー消費が大きいと言えます。Android Wear 製品で長く持ったとしても数日レベルです。これは腕時計の枠で見るとかなり短いと言え、独自のプラットフォームでは数週間 ~ 数ヶ月レベルを目標にしているため Android Wear の使用を却下したと見られます。
Swatch は、自社が所有する Tissot ブランド で 2018 年末にも独自プラットフォームのスマートウォッチを出す計画です。
Source : Pocket Lint
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