Sony Mobile、Xperiaで3D顔認識システムをテスト中
Sony Mobile は Xperia スマートフォンのセキュリティ向上のために 3D 顔認識システムをテストしていることが判明しました。
Android では PIN やパターン、パスワードで画面をロックできるほかに、2011 年に登場した Android 4.0 からは顔認識による画面ロックをサポートしています。その後は指紋や虹彩でも認証することが可能になっています。
顔認識はだいぶ前からサポートされていますが、従来の顔認識は 2D で人の顔を認識する仕組みのため、ユーザーの写真を用いることで容易に偽装し解除することができます。これを懸念してか、Xperia では顔認識を削除しています。
この問題を回避するためか、Sony Mobile は KeyLemon というスイスのソフトウェア企業と Sony の子会社であるカメラモジュールメーカー SoftKinect の 3D Depth センサーを組み合わせた 3D 顔認識システムを考案し MWC 2017 Shanghai 2017 でデモを披露しました。
3D 顔認識は 2D と比較して、顔のバイオメトリック要素に新しいセキュリティレイヤーを追加できることから写真等による偽装がより困難になると言われています。
Soucre : TechCrunch
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