楽天がFREETEL（プラスワン）のMVNO事業を買収へ
楽天は 9 月 26 日、FREETEL を展開しているプラスワンマーティングの国内 MVNO 事業をプラスワンの会社分割によって継承すると発表しました。
プラスワンは FREETEL の端末事業と MVNO 事業を主軸にサービスを提供しており、このうち、国内 MVNO 事業を楽天が買収し、11 月 1 日付けでこれが発行となります。これにより、プラスワンには 5 億 2,000 万円が支払われます。Freetel mobil（フリモバ）ブランドの通信事業、プリペイド SIM 事業は買収の対象外です。
プラスワン側の発表がまだなので詳細は不明ですが、既存の FREETEL SIM ユーザーはサービスを楽天が引き継ぐことになっているので、多少の変化はあると思われますが、通信サービスは継続して利用できると思われます。
国内の MVNO 業界は乱立の末に価格競争が激化しており、資金力のある企業しか生き残れないような状況になりつつあります。今回の買収は、弱小のプラスワンにとっては好評で海外進出も果たした端末事業に専念できるようになり、一方で、楽天は国内 MVNO 事業を強化することを表明しています。その一環としてプラスワンの MVNO 事業を買収し、楽天モバイルのユーザー基盤を強化しています。
今回のような買収は今後も盛んに行われると予想されます。弱い企業は強い企業に買収され、これまで続いた多様化は徐々に収束の方向に向かっていくことでしょう。
Source : 楽天
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