Google、フィーチャーフォン向けGoogleアシスタントを開発
Google が声を使ってスマートフォンなどを操作することのできる「Google アシスタント」のフィーチャーフォン版を開発しました。
インドの格安 LTE キャリア Reliance Jio(Jio)が提供する「JioPhone」は、VoLTE をサポートしたフィーチャーフォンで、Google はこの JioPhone 向けに特別にカスタマイズした Google アシスタントを用意したのです。インド市場に強く拘る Google にしても、この特別扱いには他社も羨むばかり。
JioPhone 向けの Google アシスタントも AI をベースにユーザーの声で制御し声で応答する機能を有し、英語とヒンディー語を理解し話ます。Android スマホと同じように OK, Google で色々なことができます。
Android スマホには出来て JioPhone には出来ないこともありますが、それでも電話、テキスト、音楽と動画の再生、インターネットを利用した検索やナビといった基本的な機能は動作します。またその他のアプリやサービスにもアクセスできると言われています。
フィーチャーフォン版 Google アシスタントは、まだ JioPhone 向けにリリースされておらず、リリースの時期も明らかにはされていません。
そんな JioPhone は国内でもよく見かけた折りたたみ式のデバイスで、2.4 インチのディスプレイ(非タッチ)、デュアルコアプロセッサ、512MB メモリとかなり古い Android のスペックしか備えていませんが、決済用の NFC や Wi=Fi、2,000mAh バッテリーを搭載するなど、現代の需要を考慮した機能も持ち合わせています。
JioPhone は KAI OS と呼ばれる独自のオペレーティングシステムを搭載しており、Jio が提供する動画・音楽サービスなども利用することができます。
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