Google、将来にわたってAndroidアプリの安全性とパフォーマンスの向上を約束するGoogle Playの変更を2018年より実施へ
Google は 12 月 19 日、将来的な Android アプリの安全性とパフォーマンスの向上を目的に、来年初頭から Android エコシステム全体に係る変更を Google Play ストアに適用していくことを発表し、アプリの提供者に必要な対応を取る準備をするように呼びかけています。
今回の発表内容はアプリ提供者に影響するもので、エンドユーザーは特に気にする必要はありませんが、今後、アプリの安全性とパフォーマンスは次第に改善していくことは知っておいてください。
まず、2018 年後半以降にリリース、またはアップデートされるアプリはターゲット API を原則的にその年の最新版に切り替えていく必要があることです。これは毎年その年の最新 API をサポートするようなアプリであれば、最新のセキュリティ対策とパフォーマンスへの最適化が済んでいるという思想に基づいて行われます。
実際には 2018 年 8 月以降の新規アプリ(新規リリース)と 2018 年 11 月以降の既存アプリ(アップデート)において少なくとも API レベル 26 をターゲットにしなければなりません。
次の変更は、2019 年 8 月以降にリリースまたはアップデートされ、ネイティブライブラリを使用して開発されたアプリが 32bit 版を提供している場合には、同時に 64bit 版も用意しなければなりません。64bit 対応の CPU を搭載した機種では 64bit 版アプリを実行するので、そこでパフォーマンスの向上が期待できます。
最後は、2018 年初頭より APK ファイルにセキュリティ対策用のメタデータが追加されるようになります。これはアプリの検証用に使用され、開発者サイドで作業が必要なわけではありません。
Source : Google
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