AndroidスマホのAIカメラ機能を使うと写真の仕上がりはどうなる?実例を挙げて紹介
ここ 1 ~ 2年前で Android スマホのメーカーらは続々と AI をカメラの画質向上に活用するようになっており、最近発売されている多くの機種には 「AI カメラ」 等といった機能を目にします。こうした AI を活用したカメラ機能のうち、写真画質の向上に寄与するシーン検出機能について実例を挙げながらどのように働くのかをご紹介します。
今回使用する Android スマホは Xiaomi Mi 8 です。Mi 8 には AI が被写体を識別して 200 種類以上のプリセットから露出やカラーバランスの設定をチョイスして自動的に適用する機能
を搭載しています。
Mi 8 の場合、この 「AI カメラ」 機能はボタンをタップするだけで ON / OFF でき、ON の状態だと端末が検出したシーンのアイコンが表示されます。
次の写真は AI カメラを OFF にした時の作例です。
次の写真は AI カメラを ON にした時の作例で、雲はより白くて空をより青い。写真としての仕上がりは断然 AI カメラを利用した方が良いですよね?
Mi 8 の AI カメラというのはデジタルカメラ時代から存在している自動シーン検出を発展させたようなものですが、AI によって検出の精度が向上したり、パラメータ設定のプリセットが豊富だったりと従来のシーンモードと比べてよく画質向上に貢献していると思います。
AI カメラによってより良い仕上がりになると言っても、それはメーカーが推奨する最適な補正を施したにしか過ぎず、写真で何かを表現するかのようなアート的な撮影では逆に全く使えない場合もあります。
AI を活用したカメラ機能としては直接的に写真の仕上がりに影響するもの以外にも、ポートレート撮影で被写体を識別精度を高めるとか、低照度時の明るさを最適化するなどの用途にも活用されています。
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