Androidスマホのディスプレイ内蔵型指紋リーダーの利便性をレポート
昨年から Android スマホに取り入れられているディスプレイ内蔵型の指紋リーダーの指紋認証機能の利便性を実機を用いてレポートしたいと思います。
本記事で使用するスマホは Xiaomi の最新 Android One スマホ「Mi A3」です。Mi A3 は Android One ブランドのスマホなので、指紋認証機能についてはいわば Google の標準的な仕様だと言えます。
指紋リーダーがディスプレイに内蔵されている機種だと、従来の背面や側面、またはホームボタン上に指紋リーダーは無いので、デザインがスッキリとしていて、ポケットやバッグにスマホを仕舞う際に起こりがちなミスタッチによる違和感が減ります。これはディスプレイ内蔵型のプラス面の一つだと思います。
指紋の登録方法は従来と変わりないので、Mi A3 のようなディスプレイ内蔵型の機種を初めて使う方でも簡単に指紋認証機能を利用できると思います。
ただ、指紋リーダーのスワイプ操作で通知パネルを開くなどの付加的な機能が使えなくなり、また、指紋リーダーを活用して別の機能を持たせるサードパーティ製アプリも使えないことが多くなるでしょうから、指紋リーダーの活用がしづらくなります。
さらに、ディスプレイのどの部分をタッチしても指紋認証ができるわけではなく、Mi A3 の場合だと画面の下部に表示された指紋アイコンの領域に指を置かないとダメなんです。そのため、例えば背面に指紋リーダーが搭載されている機種よりかは一発で指紋リーダーをタッチできないことがあるなど、使い勝手はやや低下するだろうと思います。しかしこれは、「慣れ」によって改善できる話でもあり、必ずしも従来の機種より利便性が劣っているとは言えません。
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