OPPO、2020年フラッグシップスマホ「Find X2」「Find X2 Pro」を発表
中国メーカー OPPO がスマホ最上位 Find シリーズの新作「Find X2」および「Find X2 Pro」を正式に発表しました。
事前にオンライン発表会を告知したり特徴をチラ見せしていただけあって Find X2 シリーズは期待を裏切らない内容でした。ディスプレイ、カメラ、オーディオ・ビデオ、ソフトウェア・ハードウェアとスマホの主要スペックは他社のフラッグシップを圧倒する内容で、国内でもぜひ発売してほしいですね。
Find X2 と Find X2 Pro は同じデザインの筐体を持ち、主要スペックも大体同じですが、Find X2 Pro ではメモリやカメラのスペックが強化されており、Find X2 の上位機種となります。
まず、Find X2 シリーズの大きな特徴は前作(Find X)と同様にディスプレイです。ほぼベゼルレスの筐体デザイン、6.7 インチ QHD+(3,168 x 1,440 ピクセル)の OELD パネルは画面占有率 93.1% に達しており、非常にスタイリッシュな外観です。
凄いのは外見だけでなく、ディスプレイは 120Hz のリフレッシュレートと 240Hz のタッチサンプリングレートをサポートしており、映像は滑らかに表示され画面タッチへの応答も速く、アプリや映像、ゲームの操作性が向上しています。また、10 億 7000 万色の表示に対応しており DCI-P3 の色域を 100% カバーしています。
特出すべきは「O1 Ultra Vision エンジン」と呼ばれる専用回路の搭載です。これは、SDR 動画をハードウェアで HDR 化して再生でき、また、動画中のモーションブラー(カメラブレ)を高度に除去して 120Hz のリフレッシュレートでもくっきりと滑らかに映像を再生できるようにしています。これらのハードウェア処理は YouTube、Netflix、Amazon プライムビデオ等のアプリで動作します。
他にも、AI アダプティブアイプロテクションシステムが周囲の環境に応じてディスプレイの色温度と明るさを自動調節し、いちいち設定を微調整することなく画面の見やすさとブルーライト軽減を両立させています。
次はカメラです、どちらもリアはトリプルレンズ仕様ですが、カメラ構成は少し異なっています。
Find X2 のリアカメラは、F1.7 広角レンズの 4,800 万画素(IMX586) + F2.4 120 度超広角レンズの 1,200 万画素(IMX708) + F2.4 光学 5 倍レンズの 1,300 万画素カメラという構成です。
一方、Find X2 Pro のリアカメラは、F1.7 広角レンズの 4,800 万画素(IMX689)+ F2.2, 度超広角レンズの 4,800 万画素(IMX586) + F3.0 光学 10 倍レンズの 1,300 万画素カメラという構成となっています。メインカメラがアップグレードされています。
残念ながら 8K 動画は撮影できませんが、4K 60fps や HDR 動画を撮影することができます。また、フロントカメラは 3,200 万画素です。
OPPO といえば “爆速” 充電 VOOC です。Find X2 シリーズの VOCC は Super VOOC 2.0 にアップグレードされており、たった 38 分の USB 充電でバッテリーをフル充電できるとされています。凄いですね。バッテリーは 2 つの電池パックで構成されており、その容量は、4,200mAh(Find X2) / 4,260mAh(Find X2 Pro) です。
SoC はどちらも Snapdragon 865 を搭載しており、もちろん 5G 対応です。また、メモリは 12GB RAM + 256GB ROM(Find X2)、12GB RAM + 512GB ROM(Find X2 Pro)。他にも Dolby Atmos 対応のフルレンジステレオスピーカーや USB 3.1 準拠の Type-C コネクタを搭載しており、Wi-Fi 6 や Bluetooth 5.1、NFC などに対応しています。
Find X2 シリーズは 5 月頃に発売される見込みで、価格は、Find X2 がVAT 込み €999(約 118,000 円)、Find X2 Pro が VAT 込み €1,199(約 142,000 円)となっています。VAT を抜いても 10 万前後なので高価なスマホだと言えます。OS は Android 11 + Color OS 7.1 です。
Source : OPPO
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