独自性の光るAndroidスマホ「Nothing Phone(1)」発売中
スマートフォン愛好家から絶大な支持を誇る OnePlus の共同設立者である Carl Pei 氏によって設立されたスマートフォン新ブランド Nothing 初の Android スマートフォン「Nothing Phone(1)」が国内でも発売中です。
Nothing 社は、“人とテクノロジーの障壁を取り除き、デジタルの未来を創造する” をコンセプトに設立されたハードウェア開発のベンチャー企業で、同社初のスマートフォンとなる Nothing Phone(1) は今年 7 月に欧州で発売され、8 月には日本でも発売されました。
Nothing Phone(1) は Android 12 ベースに UI や機能面に独自性を持たせた Nothing OS を搭載した Android スマートフォンです。数多存在する平凡なデザインのスマートフォンとは異なり、Nothing Phone(1) ではスケルトンボディを採用して機械美をそのままスマホのデザインに取り入れたり、Glyph インタフェースと呼ばれる背面の LED 群を用いてスマートフォンの便利さを底上げしているなど、他社のスマホとは一線を画す仕様のスマホとなっており、そこが Nothing Phone(1)の魅力です。また、スマートフォンを構成する部品の中でアルミフレームは 100%、プラスチックの部品には 50% 以上リサイクル素材を用いており、環境配慮の観点でも同社の先進性を発揮しています。
Nothing Phone(1) を象徴する Glyph インタフェースとは、背面に配置された約 900 個の LED で構成される多機能ディスプレイのことで、スマートフォンへの着信や通知はももちろん、充電状態や音楽連携などを光り方で知らせますし、Glyph を上向きにすると自動でサイレントモードに切り替わるといった機能も備えています。
スケルトン仕様のボディアルミ素材のフレームと前後にゴリラガラスを使用して構成されています。内部に強力な振動モーターが内蔵されており、操作中の振動フィードバックの質を高めています。
スペック的にはミッドレンジ~ハイエンドの中間に位置するような内容なので、他社のフラッグシップモデルと比較すると見劣りする部分はいくつか存在しますが、必要十分以上のスペックなので使用中のストレスは殆どないと思われます。
ディスプレイは 10 億色の表示が可能な 6.5 インチ 2,400×1,080 ピクセルの AMOLED パネルを採用しており、これは 120Hz のリフレッシュレート、1,200nits のピーク輝度、HDR10+ の動画再生等が可能です。
CPU は Qualcomm の Snapdragon 778G+ を採用。5G 通信もサポートしています。
カメラは背面に 5,000 万画素(IMX766、1/1/56 型、F1.8、24mm)をメインに採用しており、サブに 5,000 万画素(Samsung JN1、1/2.76 型、F2.2、114 度)の広角カメラというデュアル構成です。動画は最大 4K 60fps のサイズで撮影可能。広角カメラはマクロ撮影にも対応しています。また、前面には 1,600 万画素カメラを搭載しています。
バッテリーは 4,500mAh で、33W の急速充電と Qi 15W ワイヤレス充電、5W のリバースワイヤレス充電に対応しています。
メモリとストレージの構成は、8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB の 3 パターンで、RAM は LPDDR5、ストレージは UFS 2.1 に準拠しています。
上記の他、筐体のサイズと重量は 159.2x 75.8×8.3mm/193g、USB Type-C コネクタ、ディスプレイ内蔵型指紋リーダー、ステレオスピーカーを搭載しており、Wi-Fi 6 や Bluetooth 5.2、NFC(Felica 非搭載)に対応しています。カラバリはブラックとホワイトの 2 色です。
Nothing Phone(1)は 77,800 円からの価格帯で販売されており、Nothing の公式ストアや Amazon 等で購入できます。
スマホの良し悪しをスペックで判断する風潮が根強く残る昨今、Nothing Phone(1)ではスペックよりも独自性で勝負している感じがします。平凡なスマホに飽きた方や他人と違う自分でありたい人は Nothing Phone(1)を持つと悩みが解消するかもしれません。
Source : Nothing 公式サイト
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