GoogleとSpotifyがAndroid 13のメディアプレイヤー強化で協力
Google が Android と周辺のデバイスとの相互接続性を強化する同社の取り組みについて発表を行いました。今回テーマとなった音楽との関わり方は私たちの生活に直結する話なのでぜひ最後までご覧になってください。
発表内容は主に 2 つ。１ つ目は Android のメディア出力スイッチャーで Spotify Connect デバイスをサポートすること。２ つ目はユーザーの移動に合わせて音楽の出力先を今よりも簡単に切り替えられる機能の導入です。どちらも提供時期は不明ですが、近い将来、利用可能になると思います。
Spotify Connect のサポートについて。当初、Android のメディア出力スイッチャーはペアリング済みの Bluetooth スピーカー・イヤホンのみを対象にしていましたが、Android 13 が登場して YouTube Music が Chromecast をサポートするようになり、Bluetooth 以外のデバイスも徐々にサポートされるようになってきました。そして今回、Spotify Conect デバイスも追加され、これに対応したスピーカーなども Android 上で制御できるようになります。
これまで、音楽の出力先に Spotify Connect の対応デバイスを選択する場合には Spotify アプリ上で切り替え作業を行っていたと思いますが、Android のメディア出力スイッチャーに対応することで、通知パネルやロック画面からでも簡単に接続先を切り替えることが可能になります。
２ つ目の発表について。これは、ユーザーがスマホを持って移動した先にスピーカーなどの対応デバイスがあればスマホに通知を出し、それをタップするだけで接続先を切り替えられるというものです。
例えば、自宅の AI スピーカーで音楽の視聴を開始し、出勤のために車に乗車、会社に着いたら別のスピーカーで音楽を視聴する場合でもその時々でスマホに通知が届きわずかなタップで接続先を切り替えることが可能になります。
今の私たちを取り巻く環境は、音楽を視聴できるデバイスで溢れており、様々な場所、様々なデバイスを用いて音楽を楽しむことができます。このように多様化している音楽との関係性においてスマホは重要な役割を担うようになりました。Google は、日々の音楽視聴における煩わしさを解消することでスマホユーザーの満足度を高めようとしています。
Source : Google
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