LG、 前後に折り畳める360度フレキシブルOLEDパネルを開発
LG Display が前後に折りたたむことのできるフレキシブル OLED パネルを開発し、CES 2023 に出展しました。
LG の新型パネルは 8.03 インチの大きさで、前後に折りたたんだり、開いた状態でも使用することができます。こうした特徴から LG はこれを「360 度フレキシブル OLED」と呼んでいます。
LG は 360 度フレキシブル OLED の利点として、このパネルを一枚用いるだけで様々な形状のスマートデバイスのフォームファクターを実現できることを挙げています。遠回しに Galaxy Z Fold をディっていますね。
このこと以外にも、前後に折りたたんでもパネルをしっかりと支持できる安定性や 20 万回の折りたたみテストを経ても破損しない高い強度、折りたたんだ際のシワを低減させるヒンジ構造の開発に成功したことなど、技術的難易度の高さやその先進性もアピールしています。
Galaxy Z Fold/Flip の登場とその後のシリーズ展開によって折りたたみ式スマホは市民権を得るようになってきており、このようなデバイスは今後も徐々に増えていくと予想されます。しかし、LG 自身はスマホ事業から撤退しているので、360 度フレキシブル OLED を採用したスマホが LG から発売される可能性はなさそうです。
Source : LG Display
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