先週から多くのサードパーティー製 Twitter クライアントが使用できない状態が続いており、SNS ユーザーの間で困惑の声が広まっている中、Twitter がアプリの開発者向けに定めた開発者契約を一部改定したことが判明し、どうやら、それに基づきサードパーティー製 Twitter アプリの利用がブロックされたようです。
次の内容は英語の条文を直訳したものなので、解釈に間違いがあるかもしれませんが、19 日に発行された改訂版の契約書には、「ライセンス対象物の使用に関する制限」という条文が追加されており、次のことを制限しています。「ライセンス対象物を使用、またはアクセスして、Twitter アプリケーションの代替または類似のサービスまたは製品を作成または作成しようとする行為」。
現時点では上記の内容に基づきサードパーティー製クライアントによる Twitter 利用が厳格に禁止されている状態です。サードパーティー製クライアントからのアクセス可否は今後の世間の反応によって変わる可能性もありますが、例えば、私も使用している Twitter クライアント TwitPane の開発者は契約内容の変更を受けてアプリの開発を一旦終了するとアナウンスしています。
また、Twitter アカウントの運用に SocialDog も使用していますが、そちらも現在は使用不可となっています。TwitPane のような純粋な Twitter クライアントだけでなく、マーケティング用のツールも規制されている状況なので、今回の契約内容の改定は、エンドユーザーだけでなく、Twitter を利用してビジネスを展開している人々にも大きなダメージを与え、社会に及ぼす影響は非常に大きなものとなりそうです。
Source : ArsTechnica
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