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中国のスマホメーカー OnePlus がインドで Cloud 11 イベントを開催し、2023 年のフラッグシップスマホ「OnePlus 11」のグローバルモデルや同社初のタブレット製品「OnePlus Pad」などを発表しました。

イベントでは、OnePlus 11 のグローバルモデル、OnePlus Buds Pro 2、OnePlus Pad、OnePlus Keyboard の 4 製品が発表された他、OnePlus は今月下旬に開催される MWC 2023 イベントで OnePlus スマホのコンセプトモデル「OnePlus 11 Concept」を披露することも予告しました。

OnePlus 11 はこちらの記事で紹介しているので本記事では省きますが、グローバルモデルはインドで 2 月 14 日に発売されるのを皮切りに、北米、欧州、中東、アジア圏で 2 月 16 日より順次発売されます。北米価格は $699（約 91,700 円）~ です。

本記事では OnePlus 初のタブレット製品「OnePlus Pad」を紹介します。

OnePlus Pad を短い言葉で表現するなら、デザイン性抜群の高スペックタブレットです。“フラッグシプキラー” をスローガンとする OnePlus ですが、スペック的には　Galaxy Tab S8 シリーズには及ばないものの、独自要素を多く含み個性的な製品へと仕上がっています。まだ価格は公表されていません。OnePlus Pad は 4 月にインド、欧州、北米、中東で発売されます。日本での発売はアナウンスされていません。

OnePlus Pad の一番の特徴がタブレットで初めてアスペクト比 7：5 のディスプレイを採用した点です。7：5 は従来のタブレットよりも正方形に近いアスペクト比で、画面により多くのコンテンツが表示されるので、Web ページや Office 文書の閲覧に適しています。

ディスプレイは 11.6 インチ 2,800×2,000 ピクセルの LCD です。144Hz のリフレッシュレート、500nits の最高輝度、Dolby Vision の HDR フォーマットに対応しています。

OnePlus Pad は大型タブレットですが、筐体の厚みは 6.5mm、質量は 555g と薄型軽量設計となっており、2.5D エッジ構造や狭額縁（画面専有率 88%）を適用したことでコンパクトで持ちやすいとされています。

もう一つの大きな特徴がスピーカーです。OnePlus Pad は 4 つのスピーカーがオムニベアリング音場を形成し、鮮明なステレオサウンドを作り出す設計で、Dolby Atmos にも対応しており、サラウンドオーディオを含む映像作品では最高クラスのサラウンドサウンドを体験できると言われています。音にもかなり拘っています。

また、OnePlus Stylo や OnePlus Magnetic Keyboard などの専用アクセサリーも発売される予定なので、デジタルノートやノート PC のように使用することもできます。OnePlus Pad には OnePlus 11 スマホとの連携機能も備わっており、OnePlus 11 の 5G データ通信をタブレットと共有することや通信アプリのテキスト入力をタブレット上から行うことも簡単です。

他にも、Android 13 ベースの OxygenOS 13.1、MediaTek Dimensity 9000 プロセッサ、8GB LPDDR5 RAM、128GB UFS 3.1 ストレージ、背面に 4K 30fps 動画撮影をサポートした 1,300 万画素カメラ、前面に 800 万画素カメラ、USB Type-C ポートを 1 つ搭載。Wi-Fi 6 や Bluetooth 5.3 BLE をサポートしています。

バッテリー容量は 9,500mAh です。この容量でスタンバイ時間は 1 ヶ月にも達すると言われています。67W の Super VOOC 急速充電をサポートしており大容量バッテリーながらも比較的短い時間で充電できます。

筐体サイズは 258.03×189.41×6.54mm。カラバリについては、OnePlus 11 のグリーンと共通の Halo Green が基本カラーとなっています。

（更新）スペック情報と端末画像を追加

Source ： OnePlus