CPUベンチマークアプリGeekBench 6が正式リリース
クロスプラットフォーム対応の CPU ベンチマークアプリとして有名な GeekBench の新バージョン GeenBench 6 がリリースされました。
前回バージョン GeekBench 5 がリリースされたのは 2019 年なので、今となっては実態とスコアに大きな乖離が生じています。GeekBench 6 では現代のスマホ利用を反映する形で改良されており、より現実に即したベンチマークスコアを測定できるようになっています。
GeekBench 6 での変更点は多岐にわたりますが、既存のテスト項目は内容が修正され、次に示すテスト内容が追加されています。
・ ビデオ会議ストリームの背景をぼかす処理
・ SNS 用に画像にフィルターを適用したりそれを調整する処理
・ 写真から不要なオブジェクトを自動的に除去する処理
・ 機械学習モデルを使用して、画像のオブジェクトを検出し、自動的にタグ付けする処理
・ スクリプト言語を用いテキストを分析・変換する処理
また、各テストに用いられるデータセットのサイズや解像度が拡大、マルチコアテストは各コアに個別のタスクを割り当て処理する従来の方式からコア全体にタスクを割り当てコアの協調性をスコアに反映する方式に変更されました。
以上のような変更によって、GeekBench 6 では高スペック、最新スペックのスマホほど高いスコアがが出るようになりました。他にも、アプリはダークモードに対応し、UI の一部は Material You のデザインに変更されています。
「GeekBench 6」(Google Play)
Source : GeekBench
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