AndroidスマホやタブレットをNFC決済端末として使用できる新サービスが海外で開始
市販の Android スマホやタブレットを NFC 決済端末変える新サービスが海外で始まりました。企業向けの金融インフラサービスを提供している米 Stripe は 2 月 22 日、スマホの NFC リーダーを利用した非接触決済機能「Tap to Pay」の Android 向けサービスを海外 6 カ国で開始したと発表しました。
スマホでの NFC 決済というと、通常は支払う側をイメージしますが、Tap to Pay は受け取る側の機能を提供します。多くのスマホに搭載されている NFC リーダーを使用するので、決済機能の導入にあたって POS レジや専用端末を別途準備する必要はありません。Android スマホやタブレットをそのまま利用できます。
近年では Visa や MasterCard のタッチ決済も普及してきています。現在これを使用できるのはコンビニやスーパー、家電店などの POS レジ端末を備えた店舗が殆どですが、Tap to Pay は低コストで利便性の高い NFC 決済に対応できるので、個人店やキッチンカー、屋台などの小規模ビジネスでの普及が見込まれます。
Tap to Pay は、Squire、Fareharbor、Oddle、GiveTap といった営業管理プラットフォームを通じて提供されます。例えば、Squire は理髪店向けの営業管理プラットフォームで、Squire を導入した店舗では対面での非接触決済を受け付けることができます。
Tap to Pay は現在、米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールで提供されており、これ以外への国での提供時期は公表されていません。
Source : Stripe
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