Androidスマホはアプリを自動アーカイブしてストレージの空きスペースを広げることが可能に
Google が Android スマホにおけるストレージ管理の問題を軽減することを目的に、Google Play に「自動アーカイブ」と呼ばれる新たな仕組みを導入することを発表しました。
自動アーカイブとは、システムが必要に応じてアプリの一部をスマホから削除してスマホの空きスペースを広げる機能です。以前から実装されているアプリの一時停止を発展させたようなものです。
自動アーカイブでは、システムが使用頻度の低いアプリを認識し、アプリの一部を削除します。これによりアプリによって消費されたストレージの大部分が開放されることになります。自動アーカイブでアプリが完全に削除されることはなく、再インストール時に必要なデータのみ残されます。アプリのアイコンをタップすると再インストールされ使用を再開することができます。従来の一時停止はアプリの動作を止めるだけでしたが、自動アーカイブではストレージも解放してくれます。
自動アーカイブを利用する方法としては、スマホのストレージに十分な空き領域がない場合にアプリをインストールしようとすると画面上にプロンプトが表示されます。そこで自動アーカイブを有効にすることができ、Google の説明によればこれが唯一のオプトイン方法となります。
一つ注意点があります。それは、全てのアプリが自動アーカイブされるわけではないことです。自動アーカイブシステムを利用できるアプリは、アプリ公開時にアプリバンドルシステムを利用しているアプリのみとなります。
Source : Google
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