Google Pixel TabletのHubモードとは? 充電スピーカーホルダーが付属する意味とは?
Pixel Tablet が Google I/O 2023 で発表され、国内に初めて投入される Pixel ブランドのタブレットだということで大きな注目を集めています。Pixel Tablet は Android を搭載したタブレットですが普通のタブレットではありません。充電スピーカーホルダーや独自の「Hub モード」が付属し、Nest Hub や Google TV 代わりとしても機能するなど一台で何役もこなせて個人だけでなく家族みんなで楽しめる、新しい Android タブレットの価値を提供するデバイスです。では、「Hub モード」とは一体何なのでしょうか。そのことについて詳しく説明します。
Hub モードは Pixel Tablet を充電スピーカーホルダーにドッキングした際に有効となるスマートディスプレイ機能のことで、Google アシスタントによるハンズフリー操作を有効にし、Google Home アプリとペアリングしたスマートホームデバイスが操作しやすい画面表示なります。また、デジタルフォトフレーム機能をサポートしており、スタンバイ時には Google フォトに保存した写真のスライドショーを流したり、さらに、Nest Hub と同様に Chromecast レシーバーとしても機能するので、映画鑑賞用の 小型 Google TV としても利用できます。
付属の充電スピーカーホルダーも実用的な設計ということで評価が高いです。Pixle Tablet を磁力で固定しますが、その磁力は意外と強く、軽く手が触れただけでは微動だにしません。
スマートディスプレイ製品はデスクの上だけでなく、食事用テーブルやキッチン、ベッドサイドなど様々な場所に置き、大人だけでなく子どもが触ることも多いので、タブレットが安易に外れない設計なのは日常生活の中でタブレットが破損しにくいことを意味します。また、スタンドの角度も急なので、タブレットが自立する形となり、テーブル上のスペースをあまり取らない作りでもあります。
もし Pixel Tablet が単体販売ならもっと安くなるはずなので、充電スピーカーホルダーは不要と感じる方は多いかもしれません。しかし、充電スピーカーホルダーは上に述べたような追加機能を提供するだけでなく、タブレットの音質を改善し、バッテリーの常時充電環境を提供するなど、タブレットの性能を引き上げる役割も担うので Pixel Tablet には必須のアイテムだと言え、同梱にしたのは良い判断です。
スピーカーの音質は優秀です。タブレット本体のクアッドスピーカーも素晴らしい音質ですが、充電スピーカーホルダーを使用すると、低音が約 4 倍にまで向上し、中~高音域もよりクリアに聴こえるため、映画やゲームでの視聴体験が向上します。
タブレットのバッテリー容量はスマホよりも大きく長い充電時間を必要とします。まさかの充電し忘れに遭遇した場合は大抵使用を諦めますが、Pixel Tablet の常時充電設計はそうした細かい不便さも解消します。
Pixel Tablet の国内販売価格は 79,800 円と高額です。価格だけを見ると購入を躊躇してしまいますが、そこいらの中華パッドよりも圧倒的に優れた性能と機能を持ち、快適性を追求した完成度の高い充電スピーカーホルダーが付属し、さらに Nest Hub や Google TV の代替品にもなることを考慮すると、高いというよりもむしろお買い得のような気もします。
Source : Google ストア
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