Google、長期間使われていないGoogleアカウントを今年後半より順次削除へ
Google が長期間使用されていない非アクティブな Google アカウントを今年湖畔より順次削除していく方針としたことを公式ブログを通じて発表しました。
皆さんもご存知の通り、Google アカウントは一人で複数個を所有できます。サブアカウントや捨てアカウントは長期間使用されず放置されがちで、そうした休眠状態のアカウントでは 2 段階認証が設定されていなかったり、パスワードを使い回している場合も多く、アカウントが乗っ取られると膨大な量の個人情報が流出し、不正アクセスの温床にもなります。Google はそうしたセキュリティ的なリスクを低減させるために今回の措置をとることに決定しました。
Android スマホの利用はもとより、多くのネットユーザーは Google アカウントを所有しているので、非アクティブな Google アカウントという曖昧な表現に恐怖を感じるかもしれませんが、これにはきちんとした定義があり、少なくとも 2 年間使用されていない Google アカウントが削除される対象の候補となります。Google ユーザーの多くはアカウントを一つだけ持ちそれを使って Google サービスを利用しているので、削除の可能性があるのは複数の Google アカウントを持っている場合が殆どです。
また、Google アカウントだけでなく、Google の各サービスについても少なくとも 2 年間使用されてい場合にはそのサービス内のデータが削除される可能性もあります。
「削除される可能性」と書いたのは、Google はあくまでも削除する権利を持つことを意味しており、機械的に削除されるわけではないからです。万が一、削除の対象になったとしても事前に予告の通知が届きます。
Google アカウントをアクティブな状態に保つには、2 年の間に Google アカウントへログインし、次に示すいずれかの操作を行います。
● Gmail で Eメールを読んだり送信する
● Google ドライブの使用
● YouTube 動画を観る
● Google Play ストアでアプリをダウンロードする
● Google 検索を使用する
● 「Google でログイン」を使用してサードパーティのアプリまたはサービスにサインインする
また、Google は Google フォトの扱いも変更し、Google フォトのライブラリを維持するには 2 年ごとに個別にログインする必要があります。つまり、Gmail アカウントと Google フォトのアカウントは別扱いとなるということです。
今回紹介した Google アカウントの今後の扱いについては個別のヘルプが用意されているので、気になることや詳細はそちらでご確認ください。
Source : Google、Google ヘルプ
関連記事
週間ランキング
None Found