Redmi Note 13シリーズはもうすぐでグローバル展開されるかも
Xiaomi が 9 月に中国で Redmi Note 13 シリーズを発売して以来、価格以上のスペックを備えていることから世界中で注目を集めています。今作も当然グローバル展開されると考えられており、既に米国の FCC やインドの BIS から認証ヲ取得したことも判明し、グローバル版の発表は今か今かと待ちわびている状態です。そんな中、グローバル版を対象にしたと思われる公式ファームウェアが MIUI のデータベースに登録され、会社としては発売の準備が整っていると考えられるようになりました。
中国では Redmi Note 13、Redmi Note 13 Pro、Redmi Note 13 Pro+ の 3 モデルが販売されており、今回発見されたグローバル版向けファームウェアは Pro モデルと Pro+ モデルの 2 モデル分。無印 RedmiNote 13 用のファームウェアは確認されておらず、現時点では、このモデルがグローバル展開される可能性は低そうです。
先行してグローバル展開される見込みの Redmi Note 13 Pro / Pro+ はどちらも新たに 12bit 色深度に対応した 6.67 インチ 1.5K AMOLED ディスプレイや 200MP の高画素 HP3 センサーを含むトリプルカメラ、5,000mAh バッテリーを搭載することは共通しており、さらに前世代から SoC がアップグレードされたので性能が向上しています。
前世代の Pro モデルは少し中途半端なスペックだったので、価格的には手頃でも購入するのに躊躇していましたが、今作では SoC が Snapdragon 7s Gen2 にアップグレードされ、RAM とストレージに関しては最大 16GB + 512GB まで拡張されています。それなのに本体は厚さ 7.89mm、質量 187g とかなりの薄型軽量設計。前世代から大幅に魅力度が増しています。思い切って Pro+ を購入しなくて済みそうです。
また、GeekBench で捕捉された Pro モデルのグローバル版とみられる「2312DRA50G」のテスト結果によると、スコアは、シングルコアが 1,021 点、マルチコアが 2,855 点でした。参考までに、多くのミッドレンジスマホに搭載された Snapdragon 695 チップのスコアは、シングルコアが 900 点前後、マルチコアが 2,000 点前後なので、Redmi Note 13 Pro の方が高性能だとわかります。
一方、Pro+ モデルの SoC は MediaTek Dimensity 7200-Ultra にアップグレードされ、RAM は 12GB スタートとなり、急速充電の性能は Pro モデルの 67W よりも高い 120W に増強されています。
以上のような内容でも中国版の価格は、Pro モデルが 1,399 元（約 30,000 円）~、Pro+ モデルが 1,899 元（約 39,000 円）~。どちらも大変リーズナブル。ただ、グローバル版は割高となる傾向が強いので、実際には 1 万円前後値上げした価格で流通しそうです。
どうやら一つ前の世代となる Redmi Note 12 シリーズは国内展開が見送られたようなので、次に発売されるとしたら Redmi Note 13 シリーズのいずれかではないかと予想しています。
Source : ePrice
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