Vivo X100 Proはスマホで初めてZEISS APO認定を受けた高品質の100mm望遠レンズを搭載

投稿日時 11月 15th, 2023 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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▲ 出典 : Vivo

Vivo がスマホで初めて ZEISS APO 認定を受けた望遠レンズを持つ新スマホ「Vivo X100 Pro」を中国で発表しました。実際にはスペックを少し下げた X100 も同時に発表されています。

X100 Pro は、CPU の全コアを big コアで構築した MediaTek Dimensity 9300 チップをスマホで最初に搭載した同社にとっての新しいフラッグシップモデルで、スマホカメラで初めて ZEISS APO 認定を受けた 100mm 望遠レンズを装備し、人物や風景のポートレート撮影と動画撮影に強く、現状では最高クラスのカメラスマホと言える内容に仕上がっています。それはプロ向け撮影機材ブランドの SmallRig が X100 Pro 用にビデオ撮影ケースを発売したことでも証明されていると思います。

X100 Pro のカメラスペックは次の通り。

メイン : 50MP IMX989 1 型、F1.75 換算 23mm OIS
望遠 : 64MP OV64B 1/2 型、F2.5 換算 100mm ZEISS APO 認証 OIS
超広角 : 50MP JN1 1/2 型、F2 換算 15mm

ZEISS APO とは、色収差を限りなくなくしたレンズ仕様のこと。画像の明瞭度が向上し、境界部分のフレアも軽減され優れた描写力を発揮します。簡単に言えば、X100 Pro の望遠カメラは他よりも高品質ということです。

また、望遠カメラのレンズはフローティングフォーカス構造を採用しており、2 群のレンズが動くことで 10 倍までの焦点距離では光学ズームと遜色ない画質をを維持しながら撮影でき、さらに最短 15cm のマクロフォーカス撮影も可能です。

X100 Pro の全てのカメラレンズは T* コーティングが施されており、Vivo によると、前世代(X90 シリーズ)と比較してレンズの反射率は 50% 改善したとのこと。

X100 Pro には ZEISS ファンも驚きのポートレート機能が搭載されています。カメラをポートレートモードに切り替えると、ボタンをタップするだけで 24mm / 35mm / 50mm / 85mm / 100mm の焦点距離を選択でき、それぞれの焦点距離に対応する ZEISS レンズの被写界深度エフェクトを適用することができます。それだけでなく、X100 Pro に追加された「ポートレートレンズキット」を選択すると、上記の焦点距離に対応する ZEISS レンズの色味とボケ効果を再現するフィルターを利用して、ZEISS レンズ風の写真・映像表現も可能です。

動画撮影は 8K 30fps と 4K 60fps での記録に対応。4K シネマティックモードを利用すると被写界深度エフェクトとフォーカスポイントを自由に調整しながらシネマティックな映像表現が可能です。X100 Pro には処理能力を向上させた 6nm の V3 画像処理チップも搭載されており、4K 30fps 画質で上記の効果を適用した動画を撮影できます。

他にも、X100 Pro は 3,000nits のピーク輝度を誇る 6.78 インチ 1.5K AMOLED ディスプレイや高性能な LPDDR5T 規格の RAM、5,400mAh の大容量バッテリーなども搭載しています。この内容で中国版の価格は 4,999 元(約 104,000 円)~と大変リーズナブルとなっています。

Source : Vivo