LG、T-Mobile向けに「Optimus II “Gelato”」、Sprint向けにスライダー端末「Optimus Slider “Gelato Q”」を投入?
米Sprintの社内情報を撮影したと思われる写真に、LGの”Optimus Slider(LG-LS700)”と呼ばれる未発表な端末の情報が掲載されており、”Slider”という名前からLGは米Sprint向けにスライドキーボードを搭載したOptimusスマートフォンの投入する予定だと予想されています。
写真の中、名前の隣にメーカー型番と”Gelato Q”というコードネームが表示されています。米T-Mobileの2011年の製品ロードマップとされる情報が2週間前にリークされていたのですが、その情報の中にも”Gelato”というコードネームで、「Optimus II」と呼ばれる端末がラインアップされていました。
T-Mobileのロードマップには”Gelato”のほか、「Maxx」、「Maxx Q」という名前の端末の情報が掲載されており、”Q”は記事の中でQWERTY keyboardとされていたことから、Sprint向け”Gelato Q”は”Gelato”のQWERTYキーボード搭載版と予想されます。
- T-Mobile:Optimus II”Gelato”(フルタッチ端末?)
- Sprint:Optimus Slider”Gelato Q”(”Gelato”のQWERTYキーボード搭載版?)
という感じです。
ここでSprint向け「Optimus Slider」のメーカー型番「LG-LS700」でBluetooth SIGやWi-Fi Allianceの認証情報を調べてみると、Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 3.0をサポートしたCDMA2000ベースのスマートフォンであることが分かりました。Bluetooth SIGではLS700と同じQDIDのBTモジュールを搭載するVS700、US700、CS700、VM700、AM700が同時に認証を受けていたことから、ベースが同じで似たスペックの端末が北米の複数キャリア向けに投入されると予想されます。
米国複数キャリア投入・・・というと、Optimus Oneを思い出します。
LGは2010年秋に「Optimus One」と呼ばれるローエンドなFroyo端末を発表し、その年の10月に発売しました。米国の4大キャリア向けにもその年のホリデーシーズンに投入されています(AT&T向けは2011年春)。Sprint向けはOptimus S(LG-LS670)、T-Mobile向けはOptimus T(LG-P509)、Verizon向けはVortex(LG-VS660)。
これらのベースとなるOptimus Oneは世界120カ国で販売予定と発表当時その計画が明らかにされており、実際に多くの地域で販売されています。
T-Mobile向け”Gelato”が「Optimus II」と呼ばれているくらいなので、”Gelato”、”Gelato Q”はOptimus Oneと同じように世界展開が計画された端末ではないかと予想しています。”Gelato”はOptimus Oneの後継ではないでしょうか。今回の話の中では国際版の存在を確定する情報はありません。米国向けだけの端末なのかもしれません。
Source : CrackBerry Via : Android Central
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