Android用「Opera Mobile」と「Opera Mini」がバージョンアップ、Opera MobileではHoneycombでFlash Playerを試験的にサポート
Android用「Opera Mobile」ブラウザと「Opera Mini」ブラウザがそれぞれv11.1、v6.1にバージョンアップされました。
Opera Miniは、自身でHTMLレンダリングエンジンを搭載しておらず、コンテンツはOperaサーバで独自形式に圧縮された(最大90%)データを受信して表示します。その仕組みによって表示速度を高速にするだけではなく、パケット通信料を抑えられるというブラウザ。一方、Opera Mobileはデスクトップ版Operaと同じHTMLレンダリングエンジンを搭載したフルブラウザです。
今回のアップデートにおける変更内容は以下の通りです。UIに目立つ変更は見られませんが、Opera MobileでHoneycombにおけるFlash Playerが試験的にサポートされたことや、UAの変更オプションが追加されたことなどの機能追加、それぞれテキスト選択機能の改善やGoogleのオートコンプリート機能のサポートなど、利便性を向上させる変更が多々見られます。
Opera Mobileの変更内容
- アドレスバー右のGoogle検索にオートコンプリート機能が追加
- Google音声検索をサポート
- アドレスバー上での検索に対応
- .ru、.idなどccTLDのオートコンプリート機能追加
- 設定メニューにユーザエージェントの変更オプションが追加(モバイルかデスクトップ)
- 画面右下のOperaアイコンをタップすると「終了」ボタンを表示できるオプションが追加
- CSSとHTML5の互換性改善
- テキスト選択機能の向上(テキストの選択範囲を調節可能なバーが表示されるようになった)
- Honeycomb向けにFlash Playerの試験的サポート
- LTEネットワーク環境下におけるページの読込み性能に関する不具合を解消
Opera Miniブラウザの変更内容
- アドレスバー右のGoogle検索にオートコンプリート機能が追加
- アドレスバー上での検索に対応
- .ru、.idなどのccTLDのオートコンプリート機能追加
- より多くのフォントフェイス、フォントサイズをサポート
- URLを共有時、ページタイトルが共有に含まれない不具合の解消
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