Mozilla、「Firefox 6」ベータ版Android/Windows/Mac/Linux向けに公開
Mozillaは7月8日、Firefoxの次期バージョン「Firefox 6 for Android」のベータ版を公開しました。Android版のほか、Windows、Mac、Linux向けのベータ版も公開されています。
「Firefox 6 for Android」ベータ版では、NEON拡張に対応するSoCを搭載した端末向けの高画質な画像の表示、WEBコンテンツによるタッチイベントの取得に対応(シングルタッチ)、オフライン環境下での利便性を向上させるというIndexedDBへの対応などの新機能、起動時間の短縮や使用メモリサイズの削減、Gingerbread向けUIの調整やタブレットなど大画面端末向けのUI最適化などの改善が施されているそうです。また、初回起動時には、Firefoxの大きな特徴のサイドバーの存在を知らせる簡易ツアーが実行されているようになっています。
- 初回起動時のユーザ体験改善 — 起動時間を短縮し、メモリ使用量を削減しました。ホームページへ素早く移動して、サイドパネル内でブラウザの機能を確認できるようにしました。
- 高品質な画像の拡大縮小 — Web ページの表示がより鮮明になり、画像のジャギーが軽減されます。
- 大画面タブレットへの最適化を進めました。
UI 要素、ボタンやフォントサイズの調整。- フォームヘルパーの改良を行いました。
- Android 2.3 (Gingerbread) 以上を搭載した端末向けにデザインを刷新しました。
文字選択時のカラー変更、サイドバーの背景色変更とボタンなどのパーツデザインの変更など- サイトメニュー上の「ページ中を検索」、「PDFとして保存」、「ページを共有」をAndroidのアプリメニューに移動。
- アラビア語、ヘブライ語など、RTL レイアウトを使ったページのレンダリングを最適化しました。
- タッチイベント に対応し、同 API を使った Web ページの操作性を向上しました。
- Web ページがアクセス高速化のためオフラインにデータを保存できる IndexedDBに対応しました。
「Firefox 6 for Android Beta」(マーケットリンク)
Source : Mozilla(リリースノート)
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