HTC、ミドルレンジAndroidスマートフォン「Wildfire」を発表
17日にドイツで行われたプレスカンファレンスにおいて、HTCが新たなAndroidスマートフォン「Wildfire」を発表したそうです。大まかなスペックは以下に示しますが、どうやら見た感じHTC Tattooの後継モデルのような端末に仕上がっているみたいです。
HTC Wildfireの主なスペックは、
- 筐体サイズ:106.75×80.4×11.90mm、重さは不明
- ディスプレイ:3.2インチ QVGA
- CPU:Qualcomm MSM7225 525MHz
- メモリ:RAM 384MB、ROM 512MB
- カメラ:500万画素、オートフォーカス、LEDフラッシュ
- ネットワーク:quadband GSM and 900/2100MHz UMTS/HSDPA、Wi-Fi b/g、Bluetooth 2.1+EDR
- OS:Android2.1 + HTC Sense UI
- バッテリー:1,300mAh
- その他:AGPS、Gセンサー、デジタルコンパス、FMラジオ、3.5mmイヤフォンジャック、光学ジョイスティック・・・
と言うような感じだそうです。写真からすると光学ジョイスティックの上部にソフトキーらしきものが付いており、デザイン的にはNexus OneとDesireのいいとこ取り(?)のようです。
チップセットがMSM7225 525MHzと言うことで画面レスポンスや処理速度に若干疑問が沸いており、さらにいくらメモリが384MB積まれていたとしてもSense UI搭載はちょっとキビシイんじゃない?と思います。
世の中、HTC HD miniやXperia X10 mini、mini Proなど多くのコンパクトタイプなスマートフォンが市場に出回ってくることから、コンパクトサイズおよび低価格なスマートフォンへのニーズに答えるために発売するのでしょうか。
発売は2010年Q3で欧州、アジアを中心に展開するそうです。噂では300ユーロで販売されると予想されいますから、日本円だと約35,000円ですね。安いといえば安い。やっぱりハンズオン動画を見るまではいくら安くても手が出せませんね。
更新:Mobile Teck Worldでハンズオン動画が公開されていました。
見た感じ、予想していたよりももっさりしていませんね。これはちょっと期待できるかも・・・。
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