トヨタグループが自動車向け音楽ストリーミングサービス「ミュージックシェフ」を10月19日に開始、同時にAndroid 3.2搭載7インチタブレット「レリビィ」を発売
トヨタグループの豊田通商と豊通エレクトロニクス、音楽著作権管理事業を行うイーライセンスは10月11日、3社共同出資で設立された新会社「株式会社ETスクウェア」が、自動車向けの音楽ストリーミングサービス「music-Chef (ミュージックシェフ)」を10月19日より開始すると発表しました。このストリーミングサービスに対応したHoenycombタブレット「レリビィ」が、サービス開始に合わせて発売されます。価格はオープン。
music-Chefを利用できるのは、専用タブレット「レリビィ」とスマートフォン(Androidは少なくともサポートされているはず)。料金は1泊2日で350円、7泊8日600円、30泊31日1,000円(スマートフォンのみ提供)、1ヶ月定額(継続使用)1,000円(レリビィのみ提供)が設定されています。
music-Chef開始時点では、ユニバーサルやエイベックスなど18のレーベルが参加し、約50万曲の楽曲をストリーミングできるそうです。特徴はドライブ時の季節や場所、走行状況などの情報から、ユーザーにぴったりの楽曲をレコメンドしてくれる機能。「シェフ」と呼ばれるナビゲーター(VERBAL、MINMI、小林克也、はるな愛、デーブ・スペクター、道端アンジェリカなど)が現在位置や走行状況などを考慮し、楽曲をレコメンドしてくれるそうです。
music-Chef開始時に発売される専用端末「レリビィ」は、7インチタッチスクリーン、NVIDIA Tegra 2、1GBのRAMなどを搭載するコンパクトサイズのタブレット。OSはAndroid 3.2を搭載。スペックは以下のとおりで大手端末メーカーの7インチタブレットと大差ないものとなっています。普通のAndroidタブレットなのでアプリのインストールなども可能、レリビィには専用の車載クレードルが提供されます。ナビアプリを使えばPNDとして利用できますね。3G通信モジュールは搭載されていないので、データ通信を行うにはモバイルルータやテザリング端末が必要になります。、
- OS:Android 3.2(Honeycomb)
- サイズ:195mm×112mm×11.92mm、380g
- ディスプレイ:7インチWSVGA(1,024×600ピクセル)、静電容量式、マルチタッチ対応、ゴリラガラス使用
- SoC:NVIDIA Tegra 2(デュアルコア)
- メモリ:1GB RAM、8GB ROM、microSD/microSDHCスロット搭載
- カメラ:背面に500万画素CMOS(LEDフラッシュ付)、前面に200万画素CMOS
- バッテリー:リチウムイオン3,200mAh
- 外部IF:microUSB、microHDMI、3.5mmオーディオジャック
- センサー:加速度、ライト、近接、コンパス、GPS
- 通信機能:Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 2.1+EDR
Source : 豊田通商
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