Google、「Google Checkout」を新しい決済サービス「Google Wallet」に統合
Googleがオンライン決済サービスの「Google Checkout」を、先月より開始した新しい決済サービス「Google Wallet」に統合したと発表しました。
現在Googleはオンラインの決済に対応した「Google Checkout」と、オンラインに加えておサイフケータイのように実店舗での決済にも対応した(NFC端末のみ)「Google Wallet」2つのサービスを提供しています。どちらもオンラインでの決済機能を提供してることから、1つのアカウントでオンライン・実店舗どちらの決済にも対応したGoogle WalletにGoogle Checkout統合することでサービスの一本化を図ったようです。
今回の統合によってGoogle Checkoutアカウントの情報がGoogle Walletに移行されます。Google CheckoutアカウントがそのままGoogle Walletアカウントになるそうで、次回Google WalletまたはGoogle Checkoutで商品を購入する際に、新しい利用規約への同意を求めるメッセージが表示されるので、同意すれば自動的に移行されるそうです。
Google Checkoutアカウントをお持ちの方全員が今回の統合による影響を受けますが、WalletのFAQによると、今までと変わるのはサービスの名前と管理サイトのURLのみ。カード番号や配送先住所といった個人情報、購入履歴などGoogle Checkoutアカウントの情報は全てGoogle Walletに自動的に引き継がれるので、ユーザでカード番号や住所を再登録したりといった移行作業は不要とのこと。新しい管理サイトのURLはhttp://wallet.google.com/manage
今後Androidマーケット、YouTubeの動画レンタル(海外)、Google+のゲーム、オンラインショッピングなどで買い物する際はGoogle Walletで決済することになります。
販売者向けにはGoogle Checkoutから Google Walletに移行するための期間が設けられているため、数ヶ月間はGoogle Checkoutのロゴを表示するショップ、Google Walletのロゴを表示するショップを両方のロゴを目にすることがありますが、Google WalletはGoogle Checkoutロゴのショップでも支払い可能なので、どちらのロゴでもGoogle Walletのみで決済することができます。
Source: Google
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