Intel “Medfield” SoCの性能と一部スペックが明らかに

投稿日時 12月 28th, 2011 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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VR-Zoneが、Intelのスマートフォン・タブレット向けSoC”Medfield”(開発コード)を搭載したタブレット端末の試作機のベンチマークスコアを知ることができたとして、そのタブレット試作機の仕様とベンチマークスコアを公開しました。”Medfield”は32nmプロセスで製造されるSoC、数週間後に正式発表されることが見込まれています。

”Medfield” タブレット試作機には、10.1インチWXGA(1,280×800ピクセル)のディスプレイ、x86のシングルコア1.6GHz CPU、1GB LP-DDR2 RAM、WLAN/Bluetooth/FM Radioチップ、eMMCフラッシュメモリ/microSDカードスロットが搭載されていたそうです。テストはAndroid 3.x(Honycomb)で行われたそうですが、製品版ではAndroid 4.x(Ice Cream Sandwich)を搭載する予定とのこと。

VR-Zoneによると、1.6GHz駆動のMedfield タブレットで実施したCaffeinemark3のスコアは10.500だったそうです。競合となる他社のSoCと比較してみると、Tegra 2は7,500前後、Qualcomm MSM8260は8000前後、Samsung Exynos(4210)は8500前後と、他社を圧倒していることが分かります。

VR-Zoneは消費電力についても言及しています。試作機の場合、アイドル時の消費電力は2.6W、Adobe Flash形式の720p動画の再生時では3.6Wだったそうです。製品版ではそれぞれ2W、2.6Wにすることを目標としているとのこと。

Source : VR-Zoneliliputing

”Medfield”がらみで、韓国のメディアによると、来年1月のCES 2012で”Medfield”とAndroid 4.0を搭載したスマートフォンが公開されるとIntel Koreaの関係者が明らかにしたそうです。製造メーカーは”海外のスマートフォンメーカー”とされています。

Source : inews24