Google、電子書籍販売サービス「Google Editions」を米国では夏ごろ、日本では来年始め頃にスタート
ITMediaの記事によると、Googleは8日、電子書籍販売サービス「Google Editions(エディション)」を北米では今年夏ごろ、日本では来年早々スタートさせることを発表したそうだ。
Google Editonsでは電子書籍の販売、閲覧をWEBブラウザ経由で行えることから特定のデバイスに依存しない形で利用できると言う。iBooksやKindleなどは不要。PCやスマートフォンに搭載されたWEBブラウザがあれば基本的にはどんな端末からでも利用できる。
電子書籍はGoogleが提供する専用のWEBサイト、Googleブックスの拡張(Googleブックスでは全体の20%しか読めないので、それ以上読みたい場合は料金を支払う)、Google Editionsに電子書籍を出している出版社や提携している電子書籍サイトなどでも販売できるようにするという。もちろん個人での出品もOKだそうだ。
Google Editionsで販売された電子書籍の売り上げはGoogleと著作権者・出版社との間で折半されるが、割合的には後者の取り分の方が多くなるという。
購入した電子書籍はEPUB形式のデジタルデータとしてダウンロードできるようになるらしく、EPUB形式に対応した電子書籍や電子書籍リーダーアプリ(AndroidだとAldikoなど)を利用してオフラインでも読むことができる。ただし、WEBブラウザで電子書籍を閲覧中はコピーや印刷が出来ないようにするらしい。EPUB形式のデジタルデータにもDRM保護をかけるかどうかは検討中とのこと。
イメージ的にはGoogle Checkoutな感じじゃないでしょうか。Googleが提供しているProduct SearchだとCheckoutに対応した商品がズラズラ表示され、Checkoutでの決済に対応したネットショップでの決済もCheckoutの決済ページにリダイレクトされる・・・。それと同じようにGoogleの直販サイト、各WEBサイトで自由に購入することができるってわけ。ギフトとして贈れる機能や貸し出しサービスなんかもそのうち出てくるんじゃないかと思います。
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