ASUS PadFoneのベンチマーク結果。PadFoneはCPUの最大クロックを低くできる省電力機能を搭載
ASUSのタブレットにもなるAndroidスマートフォン「PadFone」のベンチマーク結果がePriceで公開されていました。
使用されたベンチマークアプリは端末の主要な部分を測定するAntutuとQuadrantの2種類。ePriceによると、PadFoneには”システム性能設定”というCPUの最大クロックを3段階で調節できる一種の省電力機能があるとのことで、各モードでの結果が公開されています。
PadFoneのSoCはSnapdragon S4 MSM8260A(デュアルコア)で、ASUSのスペックシートによると動作クロックは最大1.5GHzとなっているのでデフォルトは最大1.5GHzと思われます。”システム性能設定”で選べる3つのモードは、最大1512MHzで動作するパフォーマンスモード、最大1242MHzで動作するバランスモード、最大918MHzで動作するパワーセーブモード。
次はAntutuのベンチマーク結果。パフォーマンスモードのスコアは6659。バランスモードでは6361、パワーセーブモードでは5581。
次はQuadrant Standardのテスト結果。パフォーマンスモードのスコアは4939。バランスモードでは4731、パワーセーブモードでは3888。
パフォーマンスモードとバランスモードに差は殆どなく、パワーセーブモードでもそこそこ高いようです。
パフォーマンス→バランス→パワーセーブになるにつれて最大クロックのコア電圧は下がっているでしょうね。CPU の消費電力は周波数に比例し、コア電圧の2乗に比例するので、パワーセーブモードでの省電力効果はそれなりに得られると思います。
Source : ePrice
関連記事
週間ランキング
None Found