Android版Firefox 15 Betaがリリース、タブレット版にもネイティブUIを実装
米MozillaがGoogle Playストアで提供中のAndroid版「Firefox Beta」をv15にアップデートしました。
前回のv14ではスマートフォンだけに実装されたネイティブUIが、今回のアップデートでタブレットでも実装されました(主に8.9インチや10.1インチタブレット)。タブレットにとってはv10からのアップデートになるので、スマートフォン向けのv14のアップデートと同様に、アプリの起動やWEBページの読み込み、パン/ズーム操作、WEBアプリの動作などのパフォーマンスの向上、Flash Playerへの対応も変更に含まれます。
UI以外では、Firefoxのメニューに「Request Desktop Site」が追加され、モバイルサイトとPC向けサイトの切り替えが可能になったほか、タブパネル上でタブがスワイプ操作で削除できるようになりました。また、Firefox「設定」に「Import from Android」が追加され、FirefoxにAndroid標準ブラウザのブックマークと履歴をインポートすることが可能になりました。Google提唱の通信プロトコルSPDY v3が実装されました。SPDY対応サイトであれば読み込み時間の短縮などの高速化が見込まれます。、
- タブレット向けにネイティブ UI を実装しました。起動が高速になり、スマートスクリーンも洗練されました。
- メニューからモバイル向けサイトとデスクトップ向けサイトを切り替えて表示できるようになりました。
- タブをさらに改良し、スワイプで閉じられるようにしました。
- SPDY ネットワークプロトコル v3 に対応しました。
- Android 標準ブラウザからブックマークと履歴を取り込めるようになりました。設定画面に項目があります。
- ダウンロードマネージャに、中止、再開、キャンセル、再試行の各機能を追加しました。
- 設定から、プライベートデータの種類を指定して消去できるようにしました。
- CSS
word-break
プロパティを実装しました。 - 高精度イベントタイマーを実装しました。
- Opus オーディオコーデックにネイティブ対応しました。
source
要素のmedia
属性に対応しました。- Opus オーディオコーデックにネイティブ対応しました。
audio
/video
要素のplayed
属性に対応しました。- ページ内検索機能を再実装しました。
- Adreno 端末では WebGL が動作しない問題を修正しました。
Source : Mozilla
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