HTC、韓国支社の閉鎖を計画
HTCは同社の韓国支社を閉鎖する計画であることを先週金曜に明らかにしたと韓国メディアが報じています。
報道では、HTC韓国法人の関係者が”まだ撤退時期は決まっていないが、閉鎖に向けての整理等を進めている”と述べたと伝えられています。閉鎖することは決定したようですが、まだその準備を進めている段階といった模様。
HTCは2009年1月に韓国支社を設立し、これまでSKテレコムやKTなどのキャリアを通じて、Desire HD、Sensationシリーズ、Wibro(モバイルWiMAX)対応モデル「Evo 4G+」やFlyerタブレットのWibro対応版「Flyer 4G」など複数機種発売しました。今年のグローバルモデル「HTC One」は発売されていません。
韓国支社閉鎖の理由はスマートフォンの販売不振が大きな要因との見方が伝えられています。韓国市場では地元メーカーが強力で海外メーカーの立ち入る隙がないと言われています。ガートナーの調査結果によると、韓国市場における今年第一四半期のスマートフォン販売台数は約440万台で、そのうちSamsung、LG、Pantechの3社で96.4%のシェアを占めているのだそうです。Appleでもわずか2%で、HTCは残り1.6%の中に含まれるという。
Source : ZDNet Korea、Fnnews
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