米スマートフォン市場、2010年Q2の販売台数でAndroidがiPhoneを抜き2位に

投稿日時 8月 3rd, 2010 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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ITMediaの記事によると、米国の調査会社Nielsenが発表した2010年Q2の米国におけるスマートフォン市場の調査結果において、Androidの販売台数がiPhoneを抜き、RIMのBlackBerryに続き2位に浮上したことを報じています。

前回Q1の時は、Androidが17%、iPhoneが27%という大差がついていたのですが、僅か3ヶ月でそれをひっくり返し、Androidが27%、iPhoneが23%という調査結果となったそうです。

いくらAndroidとiPhoneの出荷台数が逆転したと言っても、iPhoneの出荷台数はほとんど落ちていません。これは、米国における携帯電話の中でもスマートフォン率が伸びたこと、BlackBerryの出荷台数の落ち、そしてiPhone 4の発売直前期ということで比較的出荷台数が落ちる時期だったことが理由の一つでもあるのかと思います。

まあ、米国大手キャリア全てがAndroidを多数取り揃えていますし、端末自体が高性能化してハードウェア敵にiPhoneと同等かそれ以上のものが多くなってきたことから対等に見られるようになったんじゃないかとも思います。

2009年Q4から見てみると、僅か半年の間で急成長していますね。この勢いですとQ3の調査結果では米国市場のトップに躍り出ることが予想されます。もしかすると、iPhoneもBlackBerryを抜いて2位にに再浮上することも十分に考えられますね。

しかし、利用ユーザ数を見ていくとAndroidユーザ数はまだ13%とWindows Mobileの15%に続いて4位となっています。出荷台数が減っているBlackBerryとはいえ、ユーザ数で見ていくと横ばいです。iPhoneも着実にそのユーザ数を増やしていっていることが分かります。

ただ、伸び率でいうとAndroidに勢いがあります。すでにWindows Mobileとは2ポイント差まで迫っており、Q3では確実に抜くことは間違いないでしょう。もしかすると、iPhoneに肉薄するのではないかとも予想されます。

米国市場のQ3(7、8、9月)では、Motorola Droid X、Droid 2、各社モデルのSamsung Galaxy Sが発売されるので、Android市場的にはQ2よりもさらに盛り上がる期だと思うので出荷台数、シェア共にもっと急な伸びになるのではないかと思います。

Androidの場合は年がら年中お祭騒ぎですからこの勢いに歯止めがかかるということは当面ないとも予想できます。

ネタ元:ITMedia