Android上でSMSを送信しまくるという初のトロイの木馬(マルウェア)が見つかる、Kasperskyが発表
ロシアのセキュリティソフトウェア企業Kaspersky(カスペルスキー)は、同社WEBサイト(Kaspersky Lab)で公開しているのウィルスニュースにおいて、”SMS型トロイの木馬”に分類されるマルウェア(悪意のあるプログラム)が初めてAndroid上で見つかったと発表しました。
そのマルウェアは、”Trojan-SMS.AndroidOS.FakePlayer”と名づけられており、数多くのAndroid端末上で動作していると報告されています。
問題のプログラムは、単なる音楽プレイヤーアプリを装って進入後、13KBあたりの拡張機能(APKファイル)をインストールするように促され、一度それをインストールするとユーザの同意を得ずにSMS(ショートメッセージ)を送信しまくるそうです。
モバイル端末において、この”SMS型トロイの木馬”は急速に広がりを見せているらしいのですが、今回見つかった”Trojan-SMS.AndroidOS.FakePlayer”は明らかにAndroidを狙った初めてのマルウェアだと指摘されています。
この発表の中で、カスペルスキーのモバイルセキュリティグループマネージャのDenis Maslennikov氏は、2011年初めごろにKaspersky Mobile Security for Androidをリリースすることを述べており、既に今回見つかったマルウェアについてもカスペルスキーのウィルスデータベースに追加されているそうです。
こういうニュースがあるとしょんぼりしますね。
Source:Kaspersky、Via:ReadWriteWeb
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