Mozilla、Android版「Firefox 20 Beta」をまもなくリリース、タブごとのプライベートブラウジング機能やトップ画面のカスタマイズに対応、システム要件の引き下げで対応機種がさらに拡大(更新:アップデートされました)
MozillaがFirefoxの次期バージョン「Firefox 20」のAndroid版Betaのリリースノートを公開しました。
Google PlayストアのFirefox BetaはまだFirefox 19のままですが、リリースノートには2月22日にリリース予定と記載されているので、まもなくアップデートが行われると思います。
Firefox 20では、タブごとのプライベートブラウジング機能が実装され、訪問サイト・ページの閲覧履歴やダウンロード履歴、ログイン情報などの利用・個人情報をFirefox に保存しないで利用できるようになりました。
前回バージョンまでは、アプリの初期画面 (about:home)は閲覧頻度の高いページが自動的に表示されていましたが、新バージョンで、WEBサイトを手動で追加・削除できるようになりました。
このほか、Gingerbrad~Honeycomb端末において、H.264/AAC/MP3フォーマットのメディアのハードウェアデコードに対応したほか、システム要件のRAM容量が512MB以上→384MB 以上に、解像度がHVGA(480×320)→QVGA(320×280)に引き下げられたことで、小型・低スペック機の対応も拡大しました
- タブ毎のプライベートブラウジングに対応
- Gingerbread (Android 2.3) と Honeycomb (Android 3.0) において、H.264/AAC/MP3 のハードウェアでコードに対応
- 初期画面 (about:home) のトップサイトのカスタマイズに対応。
- システム要件を384MB 以上の RAMとQVGA解像度のディスプレイに変更
- 次世代JavaScript仕様 ECMAScript 6草稿の実装を更に強化
- <canvas>タグでブレンドモード をサポート
- <audio>タグや<video>タグに関する多くの改善 を実施
- WebRTCのgetUserMedia()を実装
- ブックマーク一覧を開いた時にキーボードが隠れてしまう問題を修正
- タブレット端末でホームタブのサムネイル画像の端が切れて表示されてしまう問題を修正しました。
更新:2月26日にリリースされました。
「Firefox Beta」(Google Playストア)
Source : Mozilla(リリースノート)
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