HTC、”HTC Butterfly”の後継となる新型Androidスマートフォン「HTC Butterfly s」を正式発表、5インチフルHDディスプレイ、Snapdragon 600 1.9GHz、3,200mAhバッテリーを搭載
HTCは6月19日、台湾で現地のキャリア 中華電信と共同で開催したプレスイベントにおいて、5インチフルHDディスプレイを搭載した新型Androidスマートフォン「HTC Butterfly s」を正式に発表しました。HTC Butterfly Sは、台湾では7月に発売される予定です。(製品名の”s”は小文字表示が正しいようです)
「HTC Butterfly s」は、昨年12月にアジアで発売された「HTC Butterfly」の後継となるAndroidスマートフォン。「HTC Butterfly」を継承したデザインが採用されていますが、フロントデュアルスピーカー、赤外線リモコン、UltraPixelカメラを搭載するなど、HTC Oneで導入された技術が多く取り入れられています。また、プロセッサがSnapdragon 600 1.9GHzにアップし、バッテリー容量も3,200mAhに大幅に増えるなど、基本スペックもアップグレードされています。
OSはAndroid 4.2.2(Jelly Bean)。SenseはHTC Oneと同じ「Sense 5」で、「HTC BlinkFeed」、「HTC BoomSound」、「HTC TV Sense」、「HTC Zoe」などの機能を利用することができます。
ディスプレイは5インチ1,920×1,080ピクセル(440ppi)の液晶。プロセッサはSnapdragon 600 APQ8064T 1.9GHzクアッドコアを採用しています。CPUクロックはHTC Oneよりも200MHz高く設定されています。RAM容量は2GB、内蔵ストレージの容量は16GB、Micro SDカード(最大64GB)も利用できます。
カメラはHTC Oneと互角の仕様で、背面に約400万画素の”UltraPixel”カメラ(1/3型の裏面照射型CMOS、F2.0・28mmレンズ、LEDフラッシュ付き)、前面に210万画素カメラ(88度の広角レンズ付き)を搭載。撮影前1秒から4秒間の動画を撮影できる「HTC Zoe」に対応するほか、1080p@30fps/720p@60fpsでの動画撮影、スローモーション動画撮影、静止画・動画のHDR撮影なども行うことができます。
ワイヤレス通信機能はWi-Fi a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Draft Wi-Fi ac、Bluetooth v4.0(apt-x対応)、ワイヤレスディスプレイ(Miracast)、DLNA、赤外線通信(TV Sense)、NFCなどに対応。台湾で発表された「HTC Butterfly S」はGSM/WCDMA方式に対応した3Gモデルで、GSM/GPRS/EDGE(850/900/1800/1900MHz)とWCDMA/HSPA+ 42Mbps(850/900/1900/2100MHz)に対応しています。
「HTC Butterfly s」のカラバリはグレー、ホワイト、レッドの3色。販売価格は22,900台湾ドル(約73,000円)。
なお、同プレスイベントでは、今月初頭に正式に発表された「HTC Desire 600 dual sim」の台湾モデル「HTC Desire 600」も発表されました。
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