T-Mobile G2のGPU性能はGalaxy S、Droid Xと互角?HTC Desre Zに期待

投稿日時 9月 11th, 2010 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
コメントは受け付けていません。

Android and meに掲載されていたGL BenchmarkにおけGPUベンチマークスコアを比較した結果、HTC Vision(T-Mobile G2、HTC Desire Z)のGPU性能はGalaxy S、Droid Xとほぼ同等であることが分かりました。

HTC Visionには、第二世代Snapdragon Qualcomm MSM7230が搭載されており、そのGPUは第一世代SnapdragonのAdreno 200よりも4倍高速だと言われているAdreno 205が搭載されていると言われています。

実際には、ベンチマークスコアからNexus Oneの1.5倍くらいのGPU性能しか出せていないのですが、それでもかなりの性能向上だと思います。

HTC Visionは、T-Mobile G2(800MHzにクロックダウンされてます)、HTC Desire Zだと言われていることから、来週15日に発表されるHTC Desire Zも意外と高い性能を持った端末だということで人気が出てくるのではないかと思います。実は、それほどたいした性能を持っていないだろ・・・と少し不安があったのでそれ払拭できたという思いが個人的にあるんですよね。

このベンチマークスコアを見たときに思いついたのが、デュアルコアCPUをを持つと噂されているHTC Glacierのことです。

以前紹介したHTC GlacierのGPUベンチマークスコアが同じくGL Benchmarkに掲載されていたのですが、そのときの結果はHTC Evo 4Gよりも4倍高い性能を出すが、Galaxy Sよりかは低いという結果。

そのとき利用していたベンチマークテストの種類は異なるものの、結果としてスコアは上図のような感じでした。HTC Glacierには第三世代Snapdragon QSD8x72(GPU Adreno 220)が搭載されている、との推測でしたが、実はHTC GlacierにはQSD8x72ではなくAdreno 205を使ったチップセットが搭載されているのではないかと思うわけです。

つまり、デュアルコア1.2GHzのMSM8x60です。もしかするとMSM7x30かも知れません。というかQualcommは、QSD8672の出荷が遅れることを発表しているため、あの時点でそれを積んでGL Benchmarkで遊んでいるようなHTC機ができていること自体考えにくいことだったのかもしれません。

まあ、そもそもHTC Glacierが何なのか良く分かっていないところですが、大騒ぎするほどのものではないことが分かった気がします。

Source:Android and me