NVIDIA、次期Tegraプロセッサ“Project Logan”に搭載するGPU「Mobile Kepler」を発表
NVIDIAは7月24日、米国で開催中の「SIGGRAPH 2013」で同社のモバイル向けプロセッサ“Tegra”の次期モデル「Project Logan」に搭載するGPU「Mobile Kepler」を発表しました。
「Project Logan」は2014年に登場する予定のTegraプロセッサ(Tegra 5になるでしょうね)。今回発表された「Mobile Kepler」はそのSoCに搭載される予定のGPUで、デスクトップ向けGPUの現在主流のGeForce 600シリーズの”Kepler”アーキテクチャーをベースにモバイル向けに最適化。GPUは192個内蔵しており、パフォーマンスはiPad 4と比較すると数倍、2006年に登場したPC向けGeForce 8800 GTXよりも高いとされています。
「Mobile Kepler」はGPUコアを利用した汎用コンピューティング技術(CUDA)に対応するほか、OpenGL ES 3.0、OpenGL 4.4、DirectX 11、にも対応。GeForce GTX TITANと同じグラフィックスAPIをサポートし、消費電力は125分の1にまで抑えられています。
NVIDIAは「SIGGRAPH 2013」のプライベートイベントの中でProject Loganを搭載したAndroidタブレットでいくつかのデモを実施。次はGTC 2013でも行われたFaceWorks “Ira”のデモ。NVIDIAによると、このデモを実行している最中の消費電力は2~3Wとのこと。
次はMobile Kepler Islandのデモ。
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