「ATOK for Android」がv1.6.0にアップデート、クイック設定パネルや幅寄せ時の余白を透明にする機能が追加、ATOK設定のレイアウトも一新
ジャストシステムのAndroid向け文字入力アプリ「ATOK for Android」がv1.6.0にアップデートされました。
今回のアップデートでは、新機能の追加や不具合の解消に加えて、ATOK設定のレイアウトの整理も行われるなど、変更内容はこれまでのアップデートの中でも大規模なものとなっています。
新機能としては、一部のATOK設定の項目を簡単に変更できる「クイック設定」パネルが追加され、キーボード上から、キーボードの高さ調節バー、幅寄せ時の透明化、学習、自動スペースの有効/無効を切り替えることのほか、「ATOK設定」や「単語登録」、「入力方法の選択」を利用できるようになりました。「クイック設定」パネルはキーボード上の文字タイプ切替ボタンの長タップで表示されます。
クイック設定パネルのところで紹介した「幅寄せ時の透明化」は今回のアップデートにおける新機能となっています。これは、キーボードの横幅を変更すると生まれる余白部分を透明にする機能です。幅寄せはキーボードの高さ調節バーを表示し、バーの両端部分をスライドさせることで利用できます。
今回のアップデートで各種オプションが並ぶ「ATOK設定」のレイアウトが一新しました。大きく変わったのは、テンキー/QWERTYキー専用の設定メニューが設けられ、前回まで「入力補助」に含まれていた項目がそれぞれに移り分離したこと、以前の「辞書・提携・Myコレクション」が「ツール」に改称され、その中に含まれていた「ATOK Sync」「ATOKキーワード」「ATOK拡張辞書」が新たに設けられた「ATOKクラウドサービス」に移り独立したことです。
このほか、ATOK拡張辞書のアップデート、Chromeブラウザで発生していた不安定な動作やATOKダイレクト利用時にスペースが確定される問題の修正も行われています。
「ATOK for Android」(Google Playストア)
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