Motorolaが新フラッグシップ「Moto X」を正式発表、北・南米で8月下旬より発売
Motorola Mobilityは8月1日、米国のニューヨークで開催したプレスカンファレンスでGoogleと共同開発した同社の新フラッグシップ「Moto X」を正式に発表しました。
「Moto X」の発売スケジュールは、米国、カナダ、南米で8月下旬~9月上旬にかけて発売されます。日本を含む他の国での発売予定は明らかにされていませんでした。米国では、AT&T、Sprint、Verizon、T-Mobile、U.S. Cellularでの販売が予定されています。その他、Best Buy、Motorola直販サイトでも販売されます。キャリアからは“Woven black”と“Woven white”の2色が販売されますが、Motorola直販サイトでは外装を(バックカバー、フロントパネル)をカスタマイズするサービスが提供されます。組み合わせ数は2,000通り以上になるそうです。米国キャリアにおける2年契約価格は$199~です。
「Moto X」は、4.7インチ1,280✗720(RGB)のAMOLEDパネルとSnapdragon S4 Pro MSM8960T 1.7GHzデュアルコアプロセッサを独自に拡張した「Motorola X8 Mobile Computing System」を搭載したLTE対応のスマートフォン。OSはAndroid 4.2.2(Jelly Bean)で発売されます。
先週米Verizonより発表された「Droid」新モデルのように、音声操作を常時待ち受ける機能、スリープ中に通知をディスプレイ上に表示する機能、スリープ中に本体を2回反転するとカメラを起動できる機能を搭載したところが特徴となっています。
筐体サイズは129.3mm✗65.3 ✗5.6~10.4mm、質量は130g。4.7インチ端末の中ではコンパクトな端末で、背面は独特な形状のフォルムを採用し、持ちやすさをよくしています。バッテリー容量は2,200mAh(内蔵型)。RAM容量は2GB、内蔵ストレージの容量は16GB/32GB。「Moto X」のユーザーはGoogleドライブの50GBが2年間無料で使用できます。
カメラは背面に約1,000万画素の“Clear Pixel”カメラ(RGBCの撮像素子)、前面に200万画素(1080p動画撮影対応)を搭載。ワイヤレス機能はWi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.0、NFC、ワイヤレスディスプレイ(Miracast)等に対応。対応周波数はモデルによって異なりますが、GSM/GPRS/EDGE、UMTS/HSPA+ 42Mbps、CDMA/EVDO Rev. A(CDMAモデルのみ)、LTEに対応しています。「Moto X」ではSIMカードスロットにNano SIMが採用されています。
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