Samsungは次世代Galaxyスマートフォンで64bit CPUを採用か?
一昨日発表されたiPhone 5Sは、スマートフォンでは世界で初めて64bitのCPUを搭載していることで話題となっていますが、Samsungも次世代のGalaxyスマートフォンで64bit CPUを採用するみたいです。韓国メディアのKorea Timesが、Samsung Mobile社長のJK Shin氏がその方針を明らかにしたと伝えています。
64bit対応ということで、次期Exynosプロセッサは、ARMv8ベースのCortex-A53またはCortex-A58が採用される可能性がありますね。
CPUが64bit化することで得られるメリットとしては、まず、アドレス空間が4GBから16EBに拡大するので、4GB以上のメモリを利用できるようになりますが、スマートフォンのメモリ容量は現在最高で3GB、今後増えても消費電力や部品サイズ等の問題からデスクトップPCやサーバのように増えることはないでしょう。スマートフォンにとってメモリ量増加の恩恵はさほどないと思いますが、別のメリットとして、64bit CPUでは64bitの演算命令を持つので、64bit整数を演算結果を32bitよりも高速に演算できてアプリの動作性能は多少なりとも向上するのではないかと思います。
Source : Korea Times
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