ASUSがプロセッサをSnapdragon 800にアップグレードした新型Padfone Infinityを正式発表
ASUSが本日台湾で開催されたプレスカンファレンスにて、専用タブレットドックに収納することで10.1インチタブレットとしても利用できるAndroidスマートフォン”Padfone”の新モデル「The New Padfone Infinity(T004/A86)」を発表しました。
“Padfone”シリーズ4作目となる今回の「The New Padfone Infinity」は、今年2月に発表された「Padfone Infinity(A80)」の改良版。筐体の寸法・質量、ディスプレイの大きさは前作と同じなのですが、プロセッサやリアカメラがアップグレードされたほか、手振りなどを感知するモーションセンサーやMicro SDカードスロットが追加されるなど、性能・機能ともに強化されています。OSはAndroid 4.2(Jelly Bean)です。
筐体はアルミ合金を使用したユニボディ構造、背面から側面にかけて丸みを付けたエルゴノミックデザインを採用しています。両サイドにスピーカーを備え、背面の”Padfone”ロゴはNFC通信用のアンテナとして機能する独特な仕様となっています。
ディスプレイは5インチ1,920×1,080ピクセル(Full HD)のSuper IPS+液晶(輝度400nits)で、DynamicDisplay技術により専用のタブレットドックに収納するとUIがタブレットモードに変換され、10.1インチ1,920×1,200(WUXGA)のタブレットとして使用できます。タブレットドックの寸法・質量も前作と同じです。収納方式は前作と同じスロットイン型です。
プロセッサはSnapdragon 800 2.2GHzクアッドコア(Krait400 CPU、Adreno 330 GPU)。RAM容量は2GB(LPDDR3)、内蔵ストレージの容量は16GB/32GB。ASUSクラウドストレージ50GBが2年間無料で提供されます。
リアカメラは1,300万画素の“PixelMaster”イメージセンサー(裏面照射型CMOS)を採用しており、前作よりも受光感度が400%向上したとされています。フロントカメラは200万画素CMOS。。どちらも開放F値2.0の明るいレンズを備えます。リアカメラはゼロシャッターラグに対応するほか、1080o@30fps動画や720p@60fps動画の撮影、8コマ/秒で100枚の連写機能、ボイスシャッター操作機能なども備えます。
ワイヤレス通信機能はWi-Fi a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth v4.0、Wi-Fi Direct、NFCに対応。通信方式はGSM/GPRS/EDGE、WCDMA/DC-HSPA+ (下り最大42Mbps)、LTE(下り最大100Mbps)に対応します。外部端子は3.5㎜オーディオジャック、microSIMカードスロット、ASUS 13ピンコネクタ(USB、MHL対応)。
バッテリー容量は2,400mAh、3G通信時のスタンバイ時は410時間、連続通話は19時間(前作から変化無し)。専用ドックには5,000mAhのバッテリーが積まれており、スマートフォン本体を充電させることができます。タブレットとして使用時間はスマートフォン単体の3倍になるとのことです。Padfone補体のサイズは143.5 x 72.8 x 8.9mm、質量は145g。タブレットドックのサイズは264.6 x 181.6 x 10.6mm。
価格は、16GBモデルが18,990台湾ドル(約63,500円)、32GBモデルが20,900台湾ドル(約70,200円)。タブレットドックは7,000台湾ドル()です。
Source : ASUS
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