Google Play Protect、Androidのウィルス対策テストで悪い結果が出る
ドイツの独立系セキュリティラボ AV-TEST が実施した、最新の Android アンチウィルステストで Google Play Protect があまり良くない結果を出し話題となっています。
AV-TEST によると、Google Play Protect はテストされた最近のマルウェアのうち 65.8%、また、4 週間前の少し古いマルウェアのうち 79.2% しか検出できなかったというのです。
テストでは他車のセキュリティ対策アプリもテストされましたが、上位 20 製品は両方のテスト項目で 99% 以上の検出率を達成していました。明らかに Google Play Protect の検出率は低いと言えます。
Google Play Protect は Android デバイスをウィルスから守るために導入されたデバイス組み込み型のアンチウィルス機能で、Google Play ストア内や Android の設定メニュー内でスキャン履歴やスキャン結果を目に見える形で確認できる点が従来のセキュリティ対策機能とは大きく異なります。
AV-TEST が Google Play Protect のテストを実施したのは今回が初めてだと言います。そのため、テストが Google Play Protect に不適合だったなどの理由も考慮されるべきだと思いますが、同様のテスト手法で他の 20 製品が 99% 以上の検出率だったのでテストは正しいやり方で実施されたと見なせます。
ただ、他の多くの企業が 100% 近くを達成していることを Google が出来ないとは到底思えないので、今回のテスト結果が必ずしも実際の検出率を反映しているとは考えにくいと思います。
Source : AV-TEST
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