LGのAndroidタブレット「Optimus Pad」は来年に持ち越し?Android2.2を採用しないことを発表

投稿日時 10月 5th, 2010 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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LGは、同社初のタブレットにはAndroid2.2(Froyo)を採用しないことを明らかにしたことで、当初今年Q4にリリースされることが期待されるOptimus Padの発売が来年に延びてしまうのでは無いかという憶測が飛び交っています。

Reutersの記事によれば、LGは今週月曜に

我々は、タブレットにAndroidの中でももっとも適したバージョンを搭載して発表するつもり、我々のタブレットにどのバージョンが一番合うのかGoogleさんと協議している。Froyoじゃないよ

という内容のコメントを出したそうです。

また、そのタブレットの名前や発売時期についての回答は拒否したそうです。

今のところ、大手メーカーでは、年内までにAndroid2.2を搭載したタブレットをリリースするのはSamsung(Galaxy Tab)とDell(Looking Glass:コードネーム)のみとなっています(マウスコンピューターも入れておこう)

今回LGがAndroid2.2をキャンセルしたのか正確には全く分かりませんが、予想するなら、よりタブレットに適しマルチコア対応になると噂されているGingerbreadを採用したいこと、7インチモデルではなく10インチ前後のモデルのリリースを計画しているからら・・・だと思います。

LGのほかにタブレットにAndroid2.2をキャンセルしたメーカーはMotorolaやAcer、ASUSなどあります。Motorolaは10インチ、Acer、ASUSは7インチモデルを来年Q1ごろのリリースに延期したと噂されており、LGのタブレットもおそらくこれと同じなのでは無いかと思います。

先月上旬、IFA2010においてOptimus Padの姿を上図のような感じでチラ付かせていましたよね。これってもしかすると元々Froyoじゃないバージョンを使うっていうことだったんでしょうか。”many firsts”ってこれがGingerbreadだったら納得できますね。今更ですけど。

逆に、Optimus Padが遅れるということは、Gingerbread・・・とは言わずともFroyo以降のタブレットに適したバージョンのリリースがそもそも遅れているとか、そういうことも頭に浮かびますね。

そう考えると、LGが今まで言ってきた、”最高のAndroidタブレットを提供する”とか、”iPadよりも良い”という話は妙に納得できますよね。とりあえず、今のところ判明しているこはLGのタブレットにはFroyo版が無い、ということです。そのほかはただの妄想です。

Source:Reuters