Huawei、自社開発の8コアプロセッサ「Kirin 920」を搭載したHonor新モデル「Honor 6」を発表
Huaweiは6月24日、北京で行われたHonor関連イベントで新型スマートフォン「Honor 6」を発表しました。
Honor 6は2011年より続く同社の主力製品シリーズ「Honor」の最新モデルで、名前とは裏腹に5インチディスプレイを搭載しています。
Honor 6の特徴はHuaweiグループのHisiliconで製造された8コアプロセッサ「Kirin 920」を搭載した高性能な機種であるところです。Kirin 920は、Cortex-A15×4+Cortex-A7×4の8コアbig.LITTLE仕様のCPUを採用したスマートフォン用SoC。28nmプロセスで製造されています。GPUにはARM Mali-T628(4コア)を採用。LTE Categroy 6(LTE-Advanced)にも対応しています。
筐体はアルミのメタルボディを採用しています。ディスプレイは5インチ1,920×1,080ピクセルジャパンディスプレイ製インセル型液晶パネル“Pixel Eyes”を採用。画素密度は445ppiとなっており、カバーガラスにはゴリラガラス3を使用しています。また、ディスプレイ両端のベゼル幅を2.86mmに抑えた狭額縁設計で、ディスプレイ占有率や75,7%と言われています。
メモリは3GB RAMと16GB/32GB ROM(Micro SD対応)を搭載。リアカメラは1,300万画素で、イメージセンサーにSonyの第4世代Exmor RS for Mobileを採用しており、ハードウェアレベルでのHDR撮影をサポートしています。レンズにはF2.0の明るいもの採用。前面には500万画素カメラ(88度ワイドアングル)を搭載しています。
通信機能では、Wi-Fi a/b/g/n、Bluetooth v4.0、NFC、2G/3G/LTE/LTE-Advanced(Cat 6)、デュアルSIMに対応。家電を操作するための赤外線LEDも搭載しています。バッテリー容量は3,100mAhです。
OSはAndroid 4.4.2で、UIはEmotion UI 2.3を搭載します。しかし、7月末にはEmotion UI 3.0が完成する見込みで、Honor 6ユーザーはこのバージョンにアップデートされると言われています。
Honor 6の販売価格は、16GBモデルが1,999元、32GBモデルが2,299元です。どちらも7月1日に中国で発売される予定で、6月25日よりオンラインでの予約受付が行われます。
Source : Weibo(Huawei)
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